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あなたの名前
おつかれー!!
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洋平
うわっ
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トントンと金づちで釘打ちをしている洋平の首にピタっと冷えたペットボトルのお茶をつける。
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あなたの名前
偉いねえ、私のママから頼まれたとは言え我が家の棚作るなんて
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洋平
ははっ、おばさんにはかなわねぇよ
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洋平は笑いながら釘打ちをやめ、お茶を私から受け取りごくごくと飲み始めた。
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あなたの名前
いい飲みっぷりだね、ちょっと休も?
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洋平
大丈夫、大丈夫
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洋平はそう言ってお茶を私の頭の上に乗せ、顔を近づけてくる。
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洋平
早く終わらせて誰かさんにごほーびもらわねぇとな?
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私はキョロキョロと周りに誰もいないことを確認し、軽く洋平の頬にキスをした。
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あなたの名前
前払い、ね!
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洋平
こりゃいいもん作んねぇとな
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