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信長
あれ、お前なにしてんの？
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放課後あなたの名前が教室に残って、今日のハロウィーンで獲得したお菓子を眺めていると、クラスメイトの清田が教室へ入ってきた。
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あなたの名前
バス時間まで時間つぶし。
清田こそ部活は？ -
信長
忘れ物してきてちょっと抜けてきたんだよ
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あなたの名前
あ！清田！
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信長
なんだよ
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あなたの名前
トリックオアトリート！！
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信長
はぁ？！
お菓子なんて持ってねーよ -
あなたの名前
じゃあイタズラしまーす！
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信長
は？！何すんだ……
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あなたの名前はズイッと清田に近づき、彼の両頬に手を添えた。
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信長
え？！
おま、なにす… -
あなたの名前
目…つぶって？
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そんなあなたの名前の言葉に清田はゴクリと生唾をのみ、ギュッと目をつぶった。
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と、つぎの瞬間清田の両頬に傷みが走る。
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信長
いってぇぇえぇ！！！
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あなたの名前
あはは！
お菓子くれないからイタズラだよー！！ -
あなたの名前は全力で清田の頬をつねったのだ。
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信長
お前…
ほかの男子にもこんな事してんのかよ？ -
あなたの名前
さぁねー？
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あなたの名前はくるりと清田に背を向け、カバンを持ち教室から出て行こうとした。
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信長
トリックオアトリート
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後ろから清田のそんな声が聞こえてきて、あなたの名前は振り返った。
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あなたの名前
やだよ！
わたしの戦利品はあげないよ？！ -
信長
ならイタズラするぞ？
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あなたの名前
どうぞー？？
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清田は意外に優しい男だし、痛いことはしないとあなたの名前はわかっているので、余裕の笑みだ。
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そして、その笑みを浮かべた唇に清田の唇が重なった。
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あなたの名前
……は？！
な、なにすんの？！ -
信長
イタズラだよ
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そう言って清田は教室を出て行った。
ハッピーハロウィン🎃💖
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