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藤真
おいーっす
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あなたの名前
ちょっと!
いつも言ってるけど勝手に入ってこないでよ! -
藤真
おばさんに言えよ
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ノックもせず私の部屋に入ってきたのは、幼なじみ兼
彼氏の健司。
いつもこうだ…。
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あなたの名前
またお母さんに言っとかなきゃじゃん
勝手に2階あがらせんなって…… -
藤真
てかお前いいもん
食ってんじゃん -
今日はポッキーの日、学校でたくさんのポッキーを
もらったのでそれを食べていた。 -
あなたの名前
やだ!
あげない! -
藤真
1本ぐらいいいだろ
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あなたの名前
……1本だけね!
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私はそう言って健司へ1本のポッキーを差し出した。
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あなたの名前
ん?!
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健司はそれを食べることはせず、私の口へと咥えさせた。
そして私の両肩をつかみ、反対側からポッキーを食べ進めそのまま深いキスをする。 -
藤真
うん、美味かった!
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あなたの名前
な…なにすんのよ!
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藤真
したかったんだろ?
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あなたの名前
?!?!
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藤真
折ろうと思えば途中で折れたろ?
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そう言ってニヤリと笑う健司にぐうの音も出ないのは言うまでもない。
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