-
あなたの名前
ねえねえ
-
ん?なに?
-
あなたの名前
私の彼氏がかっこよすぎて仕事になりません
-
はいはい
ちゃんと働け -
今日は文化祭。
私のクラスは執事喫茶をやっている。 -
洋平
ほい
これおなしゃーす -
あなたの名前
カッコイイ!!
好き!!!! -
洋平
ははは
なんだよそれ -
彼氏である洋平はいつものリーゼントとはちょっと
違い、オールバックの髪型になっていて私のトキメキは止まらない。 -
しかし水戸くんがちゃんと働いてくれるの意外だった
-
洋平
失礼だなおい
-
洋平は困ったように笑い、ぽんと私の頭に手を乗せた。
-
洋平
うちのお嬢様の言うことは1番にきかねぇとダメだからな
-
……こっちが恥ずかしいわ
-
ー文化祭後の洋平の部屋ー
-
あなたの名前
やっぱりカッコイイ!!
-
洋平
ははっ
学校で散々見たろ -
私のわがままでもう一度執事の衣装を着てもらっている。
-
あなたの名前
…………
これで洋平の事好きになった人いるかもしれない -
私は座ったままぎゅぅぅっと洋平に抱きつく。
-
洋平
そいつはこまったな
-
あなたの名前
え
-
洋平
だってオレはあなたの名前しか見えてねぇもん
-
あなたの名前
…じゃあ
どんないうこと聞いて
もらおっかなー執事さんに! -
すると洋平はそっと私をベッドへと押し倒した。
-
洋平
いうこときかなくなったらごめんな?
-
……どんとこい。
タップで続きを読む