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仙道
くぁ…そろそろ行くかな
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ここは屋上。
俺は部活までここでよく寝ている。
今日も今日とてタップリと寝かせてもらった。 -
あなたの名前
彰!!!!
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大きな声と共にドアが開き、入ってきたのは愛しの彼女のあなたの名前だった。
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あなたの名前
やっぱりここにいた!早く部活行かないと越野に怒られるよ!!
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つかつかと俺に向かってくるその可愛らしい姿に自然と顔がほころぶ。
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あなたの名前
ちょっと聞いてる?
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仙道
おいで?
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俺は両手を広げあなたの名前を招く。
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あなたの名前
うっ…ずるい
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そう言いながらもすっぽりと俺の腕の中へとおさまるあなたの名前に愛しさが止まらない。
ゆっくりとその顔を両手で包み込み、そっとキスをする。
何度も、何度もー。 -
あなたの名前
ちょっ、ちょっと……待っ……
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仙道
待ったナシ
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俺のキスを止めようとするあなたの名前だが、そんなの許すわけないだろ。
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あなたの名前
もう!!!!
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さすがにこれ以上は俺が耐えられないと思い、あなたの名前から少しだけ離れる。
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あなたの名前
早く部活に行きなさい!
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俺はあなたの名前に背中を押され、屋上のトビラへと無理やり歩かされる。
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仙道
終わるまで待っててよ?
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あなたの名前
はいはい、わかりましたよ
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仙道
……終わったら続きな?
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あなたの名前
?!
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あーー
やっぱりこのまま部活行かないで連れ去りてぇなぁ……。
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