-
~♪~♪
私は鼻歌交じりで、体育館の外入口からひょこっと中を覗く。
そしてキョロキョロと愛しの人を探す。
-
リョータ
あなたの名前ちゃん?!
-
あなたの名前
リョータ!!
-
愛しのその人はすぐに私に気付いて、駆け寄ってきた。
-
リョータ
どうしたの?!
-
あなたの名前
差し入れだよ!
-
私は買ってきたたくさんのスポーツドリンクをリョータへ差し出す。
-
リョータ
うわ!
ありがとう!
日曜日なのにめっちゃ嬉しい!! -
あなたの名前
いえいえ!
練習これからだよね?
見てってもいい? -
リョータ
もちろん!!!
-
私たちは2人で笑い合った。
-
リョータ
……と、その前に
-
あなたの名前
え?!
-
リョータは私の腕を引き、体育館の外へ出る。
-
あなたの名前
なになに?!
-
体育館裏まで連れてこられた私は、小さく触れるだけのキスをされた。
-
リョータ
えへへ、俺だけの差し入れー!!
タップで続きを読む