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リョータ
あなたの名前ちゃん!
あなたの名前ちゃん! -
ここは夏休みの体育館。
これからバスケ部の練習が始まる。
私は彼氏であるリョータの見学に来ていた。 -
あなたの名前
なに?
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リョータ
今日ってさ、ハグの日!なんだって!
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目をキラキラさせて話すリョータにクスリと笑みがこぼれる。
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あなたの名前
そうなんだ
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リョータ
だからさ!
ほらっ!!!! -
リョータはバっと両手を広げた。
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リョータ
さぁっ!!
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……まさか抱きついてこいと?
こんなに人がいる中で??
やってやろうじゃない。
私は躊躇うことなくギュッとリョータに抱きつき、パッと離れた。 -
あなたの名前
ほら!もう部活始まるよ?
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そしてオマケにと、リョータの頬に軽くキスをする。
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リョータ
お、俺死んでもいい……
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