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私はクラスメイトでもあり、彼氏でもある牧くんと海へ来ていた。
牧くんのサーフィン姿が見たいと私がお願いしたのだ。 -
あなたの名前
かっこいいなぁ……
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牧くんのサーフィン姿に見とれていると、綺麗なお姉様達が話をしているのに気付いた。
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女1
ねえ、あの人超いい身体してない?!
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女2
わかる!!
今上がってくるあの人でしょ?! -
……牧くんの事だ。
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女1
そうそう!顔もイケメンじゃない?!
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女2
ね!!
ちょっと年上っぽいけど! -
…………いや、お姉様たちより年下ですよ。
てゆーか、高3ですよ。
お姉様たちは海から上がってきた牧くんへと近寄る。 -
女1
あのぉ、おひとりですか?
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女2
もし、おひとりならご一緒に……
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牧
いや……
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牧くんは私に近寄り、肩を抱いた。
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牧
彼女と来てるんで
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牧くんの言葉でお姉様たちはその場からそそくさと立ち去った。
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女1
彼女って女子高生だよね?!
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女2
犯罪じゃない?!
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……お姉様たち聞こえてますよ
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牧
すまないな、1人にさせて
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あなたの名前
いやいや!私から見に来たいって言ったんだもん!
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すると牧くんはフッと笑い、私の頭にポンと手を乗せた。
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牧
で、どうだったんだ?
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あなたの名前
え?
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牧
俺のいつもと違う姿は
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……ずるいよホントこの人は。
大好きです……。
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