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「かんぱーい!!」の声とともに缶ジュースがぶつかり合う。
今、学校祭の打ち上げで、クラスみんなで海で打ち上げをしている。 -
あなたの名前
てか、こんなに騒いでたら苦情くるんじゃ……
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その時私の予想は当たり、「騒いでるのは誰だ」と警察が到着した。
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あなたの名前
ほらぁ!言わんこっちゃない!!!
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あたふたしている私の腕を誰かがつかみ、引っ張った。
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信長
ほら!こっち行くぞ!!
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そう言って私の腕を引っ張り走り出したのは、クラスメイトの信長だった。
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あなたの名前
ね、ねえ!
もういいんじゃない? -
しばらく走り、私はしんどくなり信長に声をかける。
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信長
ん?あぁ、そうだな
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私達は立ち止まり、お互い繋いでいる手に目をやる。
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信長
……あの、よ
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あなたの名前
な、なに
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きっと私達は真っ暗な夜の空気の中顔は真っ赤なのだろう。
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信長
もう少しだけ2人で…いねぇか??
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そんなの賛成に決まってるじゃん?
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