-
あなたの名前
ひゃーーー!!
冷たーーい!!
気持ちいいーー!! -
部活が昼で終わった湘北バスケ部は、みんなで海まで来ていた。
もちろんマネージャーの私も。 -
あなたの名前
あれっ?
-
みんな海に足をつかっているなか、1人だけ海に入らず砂浜へ続く階段で座っている流川に私は気づく。
-
あなたの名前
るーかーわ!!
-
私は海からあがり、流川の元へと駆け寄った。
-
あなたの名前
何してんの?こんなとこで
-
流川
暑い
-
あなたの名前
海入ったら気持ちいいのに…。
てか、よくあんた付いてきたね! -
私はそう言いながら流川の隣へと腰をおろした。
-
流川
好きだって言ってたろ
-
あなたの名前
ん?
-
流川
海
-
あなたの名前
えっ…
-
その時、コテン、と流川の頭が私の肩へ寄りかかってくる。
-
流川
来てよかった。
おめーの嬉しそうな顔見れたし -
そして流川はあろう事かそのまま私の肩に頭を乗せたまま、寝てしまった。
-
あなたの名前
え?!嘘でしょ?!
-
三井
おい、あれはなんだ
-
木暮
夏の風物詩、かな?
-
遠くからみんなが見ていた事に私は気づかなかった。
タップで続きを読む