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あなたの名前
ねぇねぇ!
もし私と一年に1回しか会えなくなったら、どーする?! -
私は彼氏である楓の自転車の後ろに乗りながら、問いかける。
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流川
どっか行くのか?
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あなたの名前
違う違う
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私は楓の背中にパシ!っと軽くツッコミをいれる。
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あなたの名前
今日七夕じゃん?
織姫と彦星って一年に1回しか会えないんだよ -
流川
……どこにも行かせねぇし
俺がどっか行く時は連れてく -
あなたの名前
……強引だね
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流川
たりめーじゃねぇか
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私はニヤける顔を抑えながら、キュッと楓のシャツを掴むのだった。
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