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神
おはよう
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あなたの名前
神くん!おはよう
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朝イチに片想いの相手である神くんの爽やかな笑顔を見れて浮かれる。
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神
あれ?髪切った?
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あなたの名前
えっ?!
よく気付いたね、
ほんの少しなのに -
神
んーーー
よく見てるからかな -
あなたの名前
え?
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私はカバンの中から教科書を机の中に入れる手を止めた。
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神
意味、わかる?
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いつもはあまり見ない神くんの男らしく、真っ直ぐな瞳に私は何も言えなくなってしまった。
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神
ぷっ、そんなに目を丸くしなくても
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神くんはクスクスと笑い出す。
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神
俺は本気だよ
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