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リョータ
いえーーーい!
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あなたの名前
さくらーー!!
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三井
はしゃぐな!
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今日は高校の頃の部活のメンバーとお花見。
三井さんが運転する車のサンルーフから顔を出し、
桜並木を堪能する。
隣には大好きな彼氏のリョータくん。 -
リョータ
めちゃくちゃ気持ちいいね、コレ!
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あなたの名前
ね!
さいこーーーう!! -
私とリョータくんは両手をあげ、
風を感じながらはしゃぐ。
ーと、その時、私はバランスをくずしてしまい
危うく車の中で倒れそうになった。 -
リョータ
あっぶね!!
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リョータくんは私の腰をガシッとつかみ、支えてくれた。
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あなたの名前
あ、ありがとう……
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ふと見せたリョータくんの男らしさに私の心臓は大きな音をたてる。
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リョータ
なに照れてんの?
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あなたの名前
照れてないよ!
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リョータ
うっそだー
もう可愛すぎでしょ -
そう言ってリョータくんは笑って
私の頬にキスをした。 -
三井
お前ら今スグ降りるか?
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