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女1
どうしてもダメ?
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神
ごめんね
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今日は卒業式。
式が終わったあと、たまたま用事があり通った人気の
ない廊下で会話が聞こえてきて私は思わず隠れた。 -
神
もう出てきていいよ?
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隠れている私に声をかけたのは神くん。
密かに私が片想いをしている、その人だ。
一緒にいた女子生徒はもういなくなっていた。 -
あなたの名前
第二ボタン欲しいって言われたの?
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神
断ったけどね
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あなたの名前
どうして断ったの?
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神
こいういのってさ
特別でしょ? -
あなたの名前
…そうだね
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神くんには特別な人がいるんだ…
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神
とゆーわけで
もらってくれない? -
神くんは私へとボタンを差し出した。
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神
オレの特別な人
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卒業おめでとう🌸
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