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洋平
おい、大丈夫か?
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あなたの名前
は?!洋平?!
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久々に風邪で高熱を出してしまい、部屋で寝ていた私は愛しい人の声で飛び上がった。
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洋平
おいおい
寝てろよ -
洋平はそう言って私に布団をかける。
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あなたの名前
な、なんでここに…
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洋平
様子見に来たんだよ。
ちょーどおばさん仕事行くとこで、家いれてくれたぜ -
あなたの名前
びっくりした……
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洋平
まさかあなたの名前が熱出して学校休むなんてな
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洋平は「ははは」と笑いながら言った。
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あなたの名前
なにさ
どーゆー意味?! -
洋平
まぁまぁ。
ゆっくり寝て早く治してくださいな -
洋平は私の前髪を優しくかきあげ、おでこにキスをした。
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あなたの名前
……熱上がっちゃうよ
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洋平
ははっ
そいつは困ったな -
私たちは2人で笑いあった。
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