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｢メリークリスマス！｣カチン！とグラスがぶつかり合う。
今日はクリスマスイブ。 -
あなたの名前
はい、クリスマスプレゼント！
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洋平
おぉ、ありがと
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彼氏である洋平の部屋でお家クリスマスです。
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洋平
んじゃ、オレからも
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あなたの名前
やった！
あけてもいい？ -
洋平
どーぞ
お気に召すといいんですけど？ -
私は笑いながら、もらったプレゼントの包装を丁寧に剥がしていく。
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あなたの名前
……口紅？
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洋平
なんか
小っ恥ずかしいもんなだな -
可愛らしい、星型の箱に入っていたのは有名ブランドのミニリップセットだった。
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あなたの名前
ありがとう…
超嬉しい
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私はガバッと洋平に抱きつく。
洋平は｢よしよし｣と言わんばかりに私の頭を撫でてくれる。 -
あなたの名前
ちょっと塗ってみようかなっ！
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さっそく1本選んで、私は自分の唇へと色を付ける。
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あなたの名前
どぉっ？！
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洋平
おぉ
いいじゃん -
あなたの名前
えへへ
ありが…… -
言い終える前に色がついた私の唇に洋平の唇が重なった。
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洋平
まぁ……
今日ばっかりはすぐとれちまうな -
メリークリスマス🎄❤
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