1期(本編/完結)
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菜真絵「ただいま〜」
菜真絵「うわっ」
菜真絵「ふみやさん」
ふみや「おかえり〜」
菜真絵「おかえり〜じゃないですよ、なんですか部屋に勝手に入って」
ふみや「部屋に勝手に入ったらだめなんだ」
菜真絵「いや別にいいです」
ふみや「いいんだ」
菜真絵「居候に人権はないので……」
菜真絵「で、なにか用ですか?」
ふみや「さっき怪しい人影があってさ」
ふみや「部屋の前に、これを置いていったんだ」
菜真絵「手紙?」
菜真絵「私宛て……………?」
菜真絵「ってことは、"組織"から?」
ふみや「お前が帰ったら開けようと思って、待ってた」
菜真絵「………………」
菜真絵「ついに解雇されるかな」
菜真絵「うっすい情報しか渡してなかったから」
ふみや「はは、薄かったよな」
菜真絵「笑い事じゃない」
ふみや「でも、向こうから接触してくるんだな」
菜真絵「まあ、これが解雇通知なら、最後ですし、足ついてもいいんじゃないですか」
菜真絵「はー……、………………」
菜真絵「ふみやさん、代わりに開けて」
ふみや「なんで」
菜真絵「怖いから……」
ふみや「親展って書いてあるけど」
菜真絵「そういうの気にするタイプじゃないでしょ」
ふみや「うん(ペリペリッ)」
菜真絵「思い切りいいなぁ」
ふみや「…………………」
ふみや「………………?」
菜真絵「え、なんですかその表情」
菜真絵「…………??」
菜真絵「"草薙理解に対して、これ以上女性との関わり方を指南しないこと"」
菜真絵「は?」
菜真絵「なに???」
菜真絵「"猿川慧のことは、もっと怒らせてもよい"」
菜真絵「????」
菜真絵「天彦さんが書いた手紙???」
ふみや「確かに、言いそうだな」
菜真絵「でもなんか、これ………」
菜真絵「…………………」
菜真絵「ま、いっか」
菜真絵「逆らったら怖いし、言う通りにしよ〜」
ふみや「ん、」
菜真絵「なんかドキドキして疲れちゃった」
菜真絵「ふみやさん、カフェ行きませんか?」
ふみや「……………」
ふみや「いいよ」
ふみや「ちょうど行きたいと思ってた」
菜真絵「えへへ〜」
ふみや「………で」
菜真絵「で」
菜真絵「……………たぶん、盗聴器か何かが仕掛けられていますよね」
ふみや「そうだね」
ふみや「理解や慧とどんな会話をしたか、事細かに伝えてるわけじゃないんだろ」
菜真絵「はい」
菜真絵「理解さんに師と慕われることになったことや、猿川さんに稽古をつけてもらっていることは書きましたが……」
ふみや「"これ以上"、"もっと"、………抽象的であるように見えて、具体的な書き方をしている」
ふみや「今の状況を把握していて、向こうが持っている基準と照らし合わせないとこんな言葉は出てこない」
ふみや「菜真絵が送っている手紙以外に、なんらかの情報源を持っていると考えるのが自然だろう」
菜真絵「…………」
ふみや「菜真絵は、知らなかったんだよな」
菜真絵「えっ………」
菜真絵「知りませんでした」
菜真絵「そう、ですよね、そりゃ、疑いますよね」
菜真絵「…………帰ったら、盗聴器?カメラ?探して外しますね」
ふみや「それはいいよ」
ふみや「カメラだったら姿が映るし、裏切ったってバレるだろ」
ふみや「俺がやっとくから」
菜真絵「…………」
ふみや「別に、疑ってない。確認しただけだよ」
菜真絵「そう、ですか」
菜真絵「……………」
菜真絵「私、どうしてここに送られたんでしょう」
ふみや「スパイ、じゃないよな」
ふみや「情報が知りたいだけなら、盗聴器やカメラで十分だから」
菜真絵「はい」
菜真絵「…………」
菜真絵「それなら私は、どうすればいいんでしょう?」
菜真絵「何をどうすれば、この生活を続けさせてもらえるのでしょう」
ふみや「理解と距離を置いたり、慧を怒らせればいいんじゃない」
菜真絵「でもそれは一時的なことで、本当の要求がわからないと…………」
菜真絵「………………」
菜真絵「………………ごめんなさい」
菜真絵「こんなこと言っても仕方ないのに、ぐちぐちと」
ふみや「いいよ。命が懸かってるし、慌てて当然だから」
菜真絵「………………」
菜真絵「…………なんだか、嫌な予感がします」
ふみや「嫌な予感?」
菜真絵「本当の目的を示唆するような手紙を寄越したり、敷地に侵入するリスクを冒したり」
菜真絵「まるで正体がバレることを怖がっていないみたいな」
菜真絵「もしかして、みなさんに直接接触してくるつもりなんじゃないでしょうか…………」
菜真絵「そもそも、どうして皆さんを狙うんでしょう」
菜真絵「すごい人たちではありますけど、盗聴までして」
菜真絵「もし、命が狙われていたら、」
ふみや「……………………」
ふみや「武器は慧がたくさん用意してくれてるし」
ふみや「避難訓練もちゃんとしたし」
ふみや「天彦とテラはかなり強いし」
ふみや「大丈夫だよ」
ふみや「あと、菜真絵はちゃんと俺が運ぶから」
菜真絵「そんな物みたいな」
菜真絵「………………」
菜真絵「……一緒に逃げてもいいんですか?」
ふみや「いいよ」
菜真絵「…………」
菜真絵「ありがとう、ございます」
菜真絵「(でも、それを決めるのは、ふみやさんだけじゃなくて、住人全員だ)」
菜真絵「(…………ちゃんと、言わなくちゃ)」
菜真絵「うわっ」
菜真絵「ふみやさん」
ふみや「おかえり〜」
菜真絵「おかえり〜じゃないですよ、なんですか部屋に勝手に入って」
ふみや「部屋に勝手に入ったらだめなんだ」
菜真絵「いや別にいいです」
ふみや「いいんだ」
菜真絵「居候に人権はないので……」
菜真絵「で、なにか用ですか?」
ふみや「さっき怪しい人影があってさ」
ふみや「部屋の前に、これを置いていったんだ」
菜真絵「手紙?」
菜真絵「私宛て……………?」
菜真絵「ってことは、"組織"から?」
ふみや「お前が帰ったら開けようと思って、待ってた」
菜真絵「………………」
菜真絵「ついに解雇されるかな」
菜真絵「うっすい情報しか渡してなかったから」
ふみや「はは、薄かったよな」
菜真絵「笑い事じゃない」
ふみや「でも、向こうから接触してくるんだな」
菜真絵「まあ、これが解雇通知なら、最後ですし、足ついてもいいんじゃないですか」
菜真絵「はー……、………………」
菜真絵「ふみやさん、代わりに開けて」
ふみや「なんで」
菜真絵「怖いから……」
ふみや「親展って書いてあるけど」
菜真絵「そういうの気にするタイプじゃないでしょ」
ふみや「うん(ペリペリッ)」
菜真絵「思い切りいいなぁ」
ふみや「…………………」
ふみや「………………?」
菜真絵「え、なんですかその表情」
菜真絵「…………??」
菜真絵「"草薙理解に対して、これ以上女性との関わり方を指南しないこと"」
菜真絵「は?」
菜真絵「なに???」
菜真絵「"猿川慧のことは、もっと怒らせてもよい"」
菜真絵「????」
菜真絵「天彦さんが書いた手紙???」
ふみや「確かに、言いそうだな」
菜真絵「でもなんか、これ………」
菜真絵「…………………」
菜真絵「ま、いっか」
菜真絵「逆らったら怖いし、言う通りにしよ〜」
ふみや「ん、」
菜真絵「なんかドキドキして疲れちゃった」
菜真絵「ふみやさん、カフェ行きませんか?」
ふみや「……………」
ふみや「いいよ」
ふみや「ちょうど行きたいと思ってた」
菜真絵「えへへ〜」
ふみや「………で」
菜真絵「で」
菜真絵「……………たぶん、盗聴器か何かが仕掛けられていますよね」
ふみや「そうだね」
ふみや「理解や慧とどんな会話をしたか、事細かに伝えてるわけじゃないんだろ」
菜真絵「はい」
菜真絵「理解さんに師と慕われることになったことや、猿川さんに稽古をつけてもらっていることは書きましたが……」
ふみや「"これ以上"、"もっと"、………抽象的であるように見えて、具体的な書き方をしている」
ふみや「今の状況を把握していて、向こうが持っている基準と照らし合わせないとこんな言葉は出てこない」
ふみや「菜真絵が送っている手紙以外に、なんらかの情報源を持っていると考えるのが自然だろう」
菜真絵「…………」
ふみや「菜真絵は、知らなかったんだよな」
菜真絵「えっ………」
菜真絵「知りませんでした」
菜真絵「そう、ですよね、そりゃ、疑いますよね」
菜真絵「…………帰ったら、盗聴器?カメラ?探して外しますね」
ふみや「それはいいよ」
ふみや「カメラだったら姿が映るし、裏切ったってバレるだろ」
ふみや「俺がやっとくから」
菜真絵「…………」
ふみや「別に、疑ってない。確認しただけだよ」
菜真絵「そう、ですか」
菜真絵「……………」
菜真絵「私、どうしてここに送られたんでしょう」
ふみや「スパイ、じゃないよな」
ふみや「情報が知りたいだけなら、盗聴器やカメラで十分だから」
菜真絵「はい」
菜真絵「…………」
菜真絵「それなら私は、どうすればいいんでしょう?」
菜真絵「何をどうすれば、この生活を続けさせてもらえるのでしょう」
ふみや「理解と距離を置いたり、慧を怒らせればいいんじゃない」
菜真絵「でもそれは一時的なことで、本当の要求がわからないと…………」
菜真絵「………………」
菜真絵「………………ごめんなさい」
菜真絵「こんなこと言っても仕方ないのに、ぐちぐちと」
ふみや「いいよ。命が懸かってるし、慌てて当然だから」
菜真絵「………………」
菜真絵「…………なんだか、嫌な予感がします」
ふみや「嫌な予感?」
菜真絵「本当の目的を示唆するような手紙を寄越したり、敷地に侵入するリスクを冒したり」
菜真絵「まるで正体がバレることを怖がっていないみたいな」
菜真絵「もしかして、みなさんに直接接触してくるつもりなんじゃないでしょうか…………」
菜真絵「そもそも、どうして皆さんを狙うんでしょう」
菜真絵「すごい人たちではありますけど、盗聴までして」
菜真絵「もし、命が狙われていたら、」
ふみや「……………………」
ふみや「武器は慧がたくさん用意してくれてるし」
ふみや「避難訓練もちゃんとしたし」
ふみや「天彦とテラはかなり強いし」
ふみや「大丈夫だよ」
ふみや「あと、菜真絵はちゃんと俺が運ぶから」
菜真絵「そんな物みたいな」
菜真絵「………………」
菜真絵「……一緒に逃げてもいいんですか?」
ふみや「いいよ」
菜真絵「…………」
菜真絵「ありがとう、ございます」
菜真絵「(でも、それを決めるのは、ふみやさんだけじゃなくて、住人全員だ)」
菜真絵「(…………ちゃんと、言わなくちゃ)」