大瀬ルート
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菜真絵「大瀬さんの作ったアクセサリー、売れてるみたいでよかったですね」
大瀬「天変地異でも起きてるんでしょうか」
大瀬「地球滅亡の前触れかもしれません」
大瀬「死ぬのは自分だけでいいのに……」
菜真絵「受け止めきれてないなぁ」
男「……あれ?」
男「エマちゃん!?」
菜真絵「…………!」
菜真絵「店長!」
大瀬「え」
菜真絵「(走り寄る)」
菜真絵「あの、すみません、お店飛んで……」
菜真絵「ご迷惑をおかけしてしまいました」
男「いいよいいよ。よくあることだから」
男「ワケアリなのはわかってたしね」
男「元気そうでよかったよ」
菜真絵「本当に申し訳ありません……」
男「まあそう思うならさ、商品、買っていってよ」
菜真絵「もちろん」
菜真絵「……っていうか、これ店長が作ってるんですか?」
男「そうそう」
男「実はこっちが本業でね」
男「クリエイターじゃ食っていけなくて、雇われ店長してるってわけ」
菜真絵「そうだったんですね」
男「この指輪なんかどう?」
男「お店の女の子たちからも好評だったよ」
菜真絵「ほんとだ。かわいい」
菜真絵「じゃあ、これください」
男「まいどあり〜」
男「後ろにいるのは彼氏?」
菜真絵「あー、いえ、友達です」
菜真絵「実は今日、彼がこのマーケットに出品してて」
男「そうなんだ」
菜真絵「あ、大瀬さん。名刺作ったんですよね」
大瀬「は、はい……」
菜真絵「よろしくお願いします」
男「どうも」
男「暇があったら見に行くよ」
菜真絵「ありがとうございます」
男「こっちの名刺も受け取ってくれるかな」
菜真絵「それはもちろん」
男「お友達に宣伝しといて」
菜真絵「はい」
菜真絵「(あの家の住人以外に、友達いないけどね)」
菜真絵「……重ね重ね、本当に申し訳ありませんでした」
菜真絵「今日、お会いできてよかったです」
男「去るものは追わない主義だからさ。気にしないで」
菜真絵「ありがとうございます」
菜真絵「お店……、あ、クリエイター業のことです。応援しています!」
男「ありがと」
菜真絵「…………」
大瀬「…………」
菜真絵「今の人、前に勤めてたお店の店長なんです」
大瀬「はい」
菜真絵「ヤクザに売られる前の……」
大瀬「…………」
菜真絵「ごめんなさい、興味ないですよね」
大瀬「…………」
菜真絵「…………」
テラ「たくさん買っちゃった〜」
菜真絵「結構お店出てましたもんね」
テラ「菜真絵ちゃんの戦利品は?」
菜真絵「この指輪ひとつだけです」
テラ「え!」
テラ「テラくんに似合うアクセサリーは!?」
菜真絵「なんですかそれ」
テラ「テラくんへの貢ぎ物を探しに行ったんじゃないの??」
菜真絵「そんな観点で見てなかったな」
テラ「まあいいや」
テラ「菜真絵ちゃんお金ないもんね」
テラ「今日のところは許してあげる」
菜真絵「助かった……」
ふみや「また指輪増えたんだ」
菜真絵「はい、買いました〜」
ふみや「金持ちみたいだな」
菜真絵「海外セレブ的な?」
菜真絵「たしかに、たくさん指輪つけてますよね、ハリウッドの人とか」
テラ「そんな珍しいことでもないでしょ」
テラ「まあ、その組み合わせはイマイチだけど」
テラ「なんていうか、チグハグ?」
テラ「せっかくオバケくんが作った指輪が、ぼやけちゃってるよ」
菜真絵「手厳しいなぁ」
菜真絵「でも、そう見えちゃうのも仕方ないです」
菜真絵「デザインで買ったわけではないので」
テラ「?」
菜真絵「今日、ちょっと嬉しいことがあったんです」
菜真絵「その記念というか」
ふみや「嬉しいこと?」
菜真絵「はい」
菜真絵「恨まれてると思ってた人に、実は恨まれてなかった、的な」
ふみや「なんだそれ」
菜真絵「心残りがひとつ消えたので、その記念に」
テラ「理由があるんだ」
テラ「アクセサリーって、見栄えのためだけにつけるものじゃないもんね」
テラ「それで心の持ちようが変わるなら、いいんじゃない」
ふみや「なんか気障なこと言ってる」
テラ「はぁ?」
テラ「かっこいいでしょうが」
テラ「ね?」
菜真絵「はい、かっこいいです」
大瀬「…………」
大瀬「…………………………………………」
―夜・菜真絵の部屋ー
菜真絵「zzz」
大瀬「………………」
大瀬「菜真絵さん、ごめんなさい」
大瀬「自分がおかしいって、わかっています」
大瀬「でも、どうしても嫌なんです」
大瀬「許せないんです」
大瀬「あなたの指に、他の人の作った指輪がついていることが」
菜真絵「zzz」
大瀬「菜真絵さんにとっては、僕の作ったものも、ただの、ひとつのアクセサリーにすぎないんですよね」
大瀬「でも、僕は、ずっと、」
大瀬「ずっと、あなたのことだけを考えて」
大瀬「この指輪が、あなたの指に触れるときがくるのを、心待ちにして、」
菜真絵「zzzz」
大瀬「…………どうして」
大瀬「どうして菜真絵さんは、暗い過去すら、綺麗な思い出に変えてしまうんでしょう」
大瀬「…………菜真絵さん」
大瀬「指輪、外しますね」
大瀬「…………」
菜真絵「zzz」
大瀬「天変地異でも起きてるんでしょうか」
大瀬「地球滅亡の前触れかもしれません」
大瀬「死ぬのは自分だけでいいのに……」
菜真絵「受け止めきれてないなぁ」
男「……あれ?」
男「エマちゃん!?」
菜真絵「…………!」
菜真絵「店長!」
大瀬「え」
菜真絵「(走り寄る)」
菜真絵「あの、すみません、お店飛んで……」
菜真絵「ご迷惑をおかけしてしまいました」
男「いいよいいよ。よくあることだから」
男「ワケアリなのはわかってたしね」
男「元気そうでよかったよ」
菜真絵「本当に申し訳ありません……」
男「まあそう思うならさ、商品、買っていってよ」
菜真絵「もちろん」
菜真絵「……っていうか、これ店長が作ってるんですか?」
男「そうそう」
男「実はこっちが本業でね」
男「クリエイターじゃ食っていけなくて、雇われ店長してるってわけ」
菜真絵「そうだったんですね」
男「この指輪なんかどう?」
男「お店の女の子たちからも好評だったよ」
菜真絵「ほんとだ。かわいい」
菜真絵「じゃあ、これください」
男「まいどあり〜」
男「後ろにいるのは彼氏?」
菜真絵「あー、いえ、友達です」
菜真絵「実は今日、彼がこのマーケットに出品してて」
男「そうなんだ」
菜真絵「あ、大瀬さん。名刺作ったんですよね」
大瀬「は、はい……」
菜真絵「よろしくお願いします」
男「どうも」
男「暇があったら見に行くよ」
菜真絵「ありがとうございます」
男「こっちの名刺も受け取ってくれるかな」
菜真絵「それはもちろん」
男「お友達に宣伝しといて」
菜真絵「はい」
菜真絵「(あの家の住人以外に、友達いないけどね)」
菜真絵「……重ね重ね、本当に申し訳ありませんでした」
菜真絵「今日、お会いできてよかったです」
男「去るものは追わない主義だからさ。気にしないで」
菜真絵「ありがとうございます」
菜真絵「お店……、あ、クリエイター業のことです。応援しています!」
男「ありがと」
菜真絵「…………」
大瀬「…………」
菜真絵「今の人、前に勤めてたお店の店長なんです」
大瀬「はい」
菜真絵「ヤクザに売られる前の……」
大瀬「…………」
菜真絵「ごめんなさい、興味ないですよね」
大瀬「…………」
菜真絵「…………」
テラ「たくさん買っちゃった〜」
菜真絵「結構お店出てましたもんね」
テラ「菜真絵ちゃんの戦利品は?」
菜真絵「この指輪ひとつだけです」
テラ「え!」
テラ「テラくんに似合うアクセサリーは!?」
菜真絵「なんですかそれ」
テラ「テラくんへの貢ぎ物を探しに行ったんじゃないの??」
菜真絵「そんな観点で見てなかったな」
テラ「まあいいや」
テラ「菜真絵ちゃんお金ないもんね」
テラ「今日のところは許してあげる」
菜真絵「助かった……」
ふみや「また指輪増えたんだ」
菜真絵「はい、買いました〜」
ふみや「金持ちみたいだな」
菜真絵「海外セレブ的な?」
菜真絵「たしかに、たくさん指輪つけてますよね、ハリウッドの人とか」
テラ「そんな珍しいことでもないでしょ」
テラ「まあ、その組み合わせはイマイチだけど」
テラ「なんていうか、チグハグ?」
テラ「せっかくオバケくんが作った指輪が、ぼやけちゃってるよ」
菜真絵「手厳しいなぁ」
菜真絵「でも、そう見えちゃうのも仕方ないです」
菜真絵「デザインで買ったわけではないので」
テラ「?」
菜真絵「今日、ちょっと嬉しいことがあったんです」
菜真絵「その記念というか」
ふみや「嬉しいこと?」
菜真絵「はい」
菜真絵「恨まれてると思ってた人に、実は恨まれてなかった、的な」
ふみや「なんだそれ」
菜真絵「心残りがひとつ消えたので、その記念に」
テラ「理由があるんだ」
テラ「アクセサリーって、見栄えのためだけにつけるものじゃないもんね」
テラ「それで心の持ちようが変わるなら、いいんじゃない」
ふみや「なんか気障なこと言ってる」
テラ「はぁ?」
テラ「かっこいいでしょうが」
テラ「ね?」
菜真絵「はい、かっこいいです」
大瀬「…………」
大瀬「…………………………………………」
―夜・菜真絵の部屋ー
菜真絵「zzz」
大瀬「………………」
大瀬「菜真絵さん、ごめんなさい」
大瀬「自分がおかしいって、わかっています」
大瀬「でも、どうしても嫌なんです」
大瀬「許せないんです」
大瀬「あなたの指に、他の人の作った指輪がついていることが」
菜真絵「zzz」
大瀬「菜真絵さんにとっては、僕の作ったものも、ただの、ひとつのアクセサリーにすぎないんですよね」
大瀬「でも、僕は、ずっと、」
大瀬「ずっと、あなたのことだけを考えて」
大瀬「この指輪が、あなたの指に触れるときがくるのを、心待ちにして、」
菜真絵「zzzz」
大瀬「…………どうして」
大瀬「どうして菜真絵さんは、暗い過去すら、綺麗な思い出に変えてしまうんでしょう」
大瀬「…………菜真絵さん」
大瀬「指輪、外しますね」
大瀬「…………」
菜真絵「zzz」