大瀬ルート
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菜真絵「〜♪」
菜真絵「晴れてよかったですねぇ」
菜真絵「お出かけ日和です」
大瀬「はい」
大瀬「本日はお付き合いくださり、ありがとうございました」
大瀬「お詫びにここで命を絶とうと思います」
菜真絵「は?」
大瀬「(ナイフを取り出す)」
菜真絵「おいおいおいおい待て待て待て待て」
菜真絵「話が急すぎる」
菜真絵「開幕早々飛ばしすぎですよ」
大瀬「開幕?」
菜真絵「はい、開幕……」
菜真絵「開幕……?」
菜真絵「あー、えっと、ほら」
菜真絵「まだ目的地に着いてもないじゃないですか」
大瀬「ああ」
大瀬「たしかに。言われてみれば」
菜真絵「でしょ」
菜真絵「とりあえず、目的のものを探しましょう」
菜真絵「話はそれからです」
大瀬「それからですね」
―画材屋―
(棚の上のほうを見つめる大瀬)
大瀬「あ………」
菜真絵「…………」
菜真絵「店員さーん」
店員「はい」
菜真絵「その棚の一番上の瓶、取ってもらうことってできますか?」
大瀬「えっ」
店員「はい。お待ちくださいね」
大瀬「あ、あの、菜真絵さん」
菜真絵「?」
菜真絵「あれを見てたで合ってますよね?」
大瀬「はい。合ってます、けど……」
大瀬「買うかどうかわからないので」
菜真絵「そのときは戻せばいいですよ」
大瀬「え〜……」
店員「こちらです」
菜真絵「ありがとうございます」
大瀬「あ、ありがとうございます」
大瀬「…………」
菜真絵「どうですか?」
大瀬「………………」
大瀬「…………」
菜真絵「すみませーん。これ、戻しておいてください」
大瀬「あ」
店員「かしこまりました」
大瀬「……………」
大瀬「…………あの」
菜真絵「はい」
大瀬「ごめんなさい」
菜真絵「?」
菜真絵「何がですか?」
大瀬「いつも言いにくいことを言わせてしまって」
大瀬「今の、棚の上の瓶を取るのだって、自分で言えよグズがって思いましたよね」
菜真絵「そんなこと思ってないですよ」
菜真絵「そういうの、私のほうが得意なんですから」
菜真絵「できるほうがやればいいと思います」
菜真絵「逆に、素敵な商品を選ぶのは大瀬さんにしかできないわけですし」
大瀬「…………」
大瀬「でも、そもそも、たかが趣味ですし」
大瀬「ゴミがゴミを作る行為のアシストを、菜真絵さんにさせてしまっているわけで」
大瀬「……改めて言葉にするとカスすぎる」
大瀬「吐き気がしてきた………」
菜真絵「ああ、そういえば、大瀬さんの作品ってどこにも出してないんでしたっけ」
菜真絵「前にテラさんが『もったいない』って嘆いてました」
大瀬「……ネットで売ってみたらどうかって、勧めてくださってるんですけど」
大瀬「なかなか踏ん切りがつかなくて」
菜真絵「売りたい気持ちはあるんですね」
大瀬「万が一ですけど、欲しいと言ってくれる人がいるのであれば、その人に持っていてもらったほうがいいような気がします」
大瀬「あ、でも、こんなクソが作ったものを身に着けたら、触れたところからたちまち腐敗が進行し、最後は呼吸もできず苦しみながらのたれ死んでしまうので、世に出さないのが世のためといいますか」
菜真絵「ふむふむ」
菜真絵「なるほど」
菜真絵「ネットショップ、開店したら教えてくださいね」
大瀬「え」
菜真絵「私も買うので」
大瀬「えっ」
大瀬「買うんですか?」
菜真絵「はい」
大瀬「…………」
大瀬「欲しいってことですか」
菜真絵「はい」
大瀬「本当ですか」
菜真絵「はい」
大瀬「…………っ」
大瀬「(走り去る)」
菜真絵「えっ!?どこ行くんですか?」
菜真絵「大瀬さん?大瀬さーん!」
―商店街―
依央利「それがきっかけなんだ。大瀬さんが引きこもっちゃったの」
菜真絵「はい……」
菜真絵「今までにも部屋から数日出てこないことはありましたし、そう一喜一憂することでもないのかもしれませんが」
菜真絵「きっかけはあきらかに私ですし、何か悪いことしちゃったのかなって……」
依央利「僕は憂いてるよ。奉仕の機会が減るからね」
菜真絵「それはどうでもいいですけど」
依央利「ひどい!」
菜真絵「なにより、大瀬さんの体調とメンタルが心配です」
依央利「うーん」
依央利「実は大瀬さん、たまに部屋から出てきてるよ」
菜真絵「えっ、そうなんですか」
依央利「うん。外に出かけてるみたい」
依央利「部屋の前にご飯置いとくと食べてることもあるし」
依央利「昨日挨拶したら返してくれたし」
依央利「落ち込んでるわけじゃないと思うよ」
菜真絵「そうなんですか」
菜真絵「なら心配しなくていいのかな……」
菜真絵「でもそうなると、私だけが避けられてる可能性が高いのでは」
菜真絵「やっぱ何か言っちゃったかな〜」
依央利「うーん」
依央利「死にたくはならないけど、顔を合わせたくはなくなる程度の暴言ってどんなだろ」
菜真絵「暴言吐いたこと前提なんだ」
八百屋「お!依央利君と菜真絵ちゃん」
八百屋「今日も仲いいね!」
菜真絵「こんにちは」
依央利「こんにちは〜」
八百屋「今日は今季初の苺が入ってるよ」
八百屋「買ってかないかい?」
依央利「残念。今日のおやつはもう作ってあるんです」
八百屋「そう言わずにさ。味見してってよ」
八百屋「ほら」
菜真絵「わ」
菜真絵「押し付けないでくださいよ〜」
菜真絵「もー……」
菜真絵「もぐもぐ」
菜真絵「…………」
八百屋「うまいだろ?」
菜真絵「まあ、うまいですけど……」
菜真絵「…………」
依央利「じゃあ僕もいただこうかな」
依央利「もぐもぐ」
依央利「美味しい」
八百屋「だろ?」
依央利「ごちそうさまでした」
依央利「じゃ、僕たちはこれで」
依央利「美味しい苺食べられて得したね、菜真絵さん」
菜真絵「…………」
菜真絵「へへ、そうですね」
菜真絵「ごちそうさまでした、お兄さん」
八百屋「ちぇー。明日は買ってくれよ?」
依央利「いいのが入ってたら買いますね」
菜真絵「気が向いたら買いますね」
八百屋「手厳しいなぁ」
依央利「よーし、じゃあ家に帰って早速おやつを食べよう」
菜真絵「依央利さんの手作りおやつ、楽しみ〜」
タッタッタッ……
菜真絵「?」
依央利「あれっ。大瀬さんだ」
菜真絵「ほんとだ。大瀬さーん?」
菜真絵「おーい」
大瀬「(走り去る)」
菜真絵「……行っちゃった」
依央利「どうしたんだろ」
依央利「僕たちのこと見てたみたいだよね」
菜真絵「声かけようとしてくれてたんですかね」
菜真絵「んー、やっぱり避けられてるのかなぁ……」
依央利「…………」
菜真絵「晴れてよかったですねぇ」
菜真絵「お出かけ日和です」
大瀬「はい」
大瀬「本日はお付き合いくださり、ありがとうございました」
大瀬「お詫びにここで命を絶とうと思います」
菜真絵「は?」
大瀬「(ナイフを取り出す)」
菜真絵「おいおいおいおい待て待て待て待て」
菜真絵「話が急すぎる」
菜真絵「開幕早々飛ばしすぎですよ」
大瀬「開幕?」
菜真絵「はい、開幕……」
菜真絵「開幕……?」
菜真絵「あー、えっと、ほら」
菜真絵「まだ目的地に着いてもないじゃないですか」
大瀬「ああ」
大瀬「たしかに。言われてみれば」
菜真絵「でしょ」
菜真絵「とりあえず、目的のものを探しましょう」
菜真絵「話はそれからです」
大瀬「それからですね」
―画材屋―
(棚の上のほうを見つめる大瀬)
大瀬「あ………」
菜真絵「…………」
菜真絵「店員さーん」
店員「はい」
菜真絵「その棚の一番上の瓶、取ってもらうことってできますか?」
大瀬「えっ」
店員「はい。お待ちくださいね」
大瀬「あ、あの、菜真絵さん」
菜真絵「?」
菜真絵「あれを見てたで合ってますよね?」
大瀬「はい。合ってます、けど……」
大瀬「買うかどうかわからないので」
菜真絵「そのときは戻せばいいですよ」
大瀬「え〜……」
店員「こちらです」
菜真絵「ありがとうございます」
大瀬「あ、ありがとうございます」
大瀬「…………」
菜真絵「どうですか?」
大瀬「………………」
大瀬「…………」
菜真絵「すみませーん。これ、戻しておいてください」
大瀬「あ」
店員「かしこまりました」
大瀬「……………」
大瀬「…………あの」
菜真絵「はい」
大瀬「ごめんなさい」
菜真絵「?」
菜真絵「何がですか?」
大瀬「いつも言いにくいことを言わせてしまって」
大瀬「今の、棚の上の瓶を取るのだって、自分で言えよグズがって思いましたよね」
菜真絵「そんなこと思ってないですよ」
菜真絵「そういうの、私のほうが得意なんですから」
菜真絵「できるほうがやればいいと思います」
菜真絵「逆に、素敵な商品を選ぶのは大瀬さんにしかできないわけですし」
大瀬「…………」
大瀬「でも、そもそも、たかが趣味ですし」
大瀬「ゴミがゴミを作る行為のアシストを、菜真絵さんにさせてしまっているわけで」
大瀬「……改めて言葉にするとカスすぎる」
大瀬「吐き気がしてきた………」
菜真絵「ああ、そういえば、大瀬さんの作品ってどこにも出してないんでしたっけ」
菜真絵「前にテラさんが『もったいない』って嘆いてました」
大瀬「……ネットで売ってみたらどうかって、勧めてくださってるんですけど」
大瀬「なかなか踏ん切りがつかなくて」
菜真絵「売りたい気持ちはあるんですね」
大瀬「万が一ですけど、欲しいと言ってくれる人がいるのであれば、その人に持っていてもらったほうがいいような気がします」
大瀬「あ、でも、こんなクソが作ったものを身に着けたら、触れたところからたちまち腐敗が進行し、最後は呼吸もできず苦しみながらのたれ死んでしまうので、世に出さないのが世のためといいますか」
菜真絵「ふむふむ」
菜真絵「なるほど」
菜真絵「ネットショップ、開店したら教えてくださいね」
大瀬「え」
菜真絵「私も買うので」
大瀬「えっ」
大瀬「買うんですか?」
菜真絵「はい」
大瀬「…………」
大瀬「欲しいってことですか」
菜真絵「はい」
大瀬「本当ですか」
菜真絵「はい」
大瀬「…………っ」
大瀬「(走り去る)」
菜真絵「えっ!?どこ行くんですか?」
菜真絵「大瀬さん?大瀬さーん!」
―商店街―
依央利「それがきっかけなんだ。大瀬さんが引きこもっちゃったの」
菜真絵「はい……」
菜真絵「今までにも部屋から数日出てこないことはありましたし、そう一喜一憂することでもないのかもしれませんが」
菜真絵「きっかけはあきらかに私ですし、何か悪いことしちゃったのかなって……」
依央利「僕は憂いてるよ。奉仕の機会が減るからね」
菜真絵「それはどうでもいいですけど」
依央利「ひどい!」
菜真絵「なにより、大瀬さんの体調とメンタルが心配です」
依央利「うーん」
依央利「実は大瀬さん、たまに部屋から出てきてるよ」
菜真絵「えっ、そうなんですか」
依央利「うん。外に出かけてるみたい」
依央利「部屋の前にご飯置いとくと食べてることもあるし」
依央利「昨日挨拶したら返してくれたし」
依央利「落ち込んでるわけじゃないと思うよ」
菜真絵「そうなんですか」
菜真絵「なら心配しなくていいのかな……」
菜真絵「でもそうなると、私だけが避けられてる可能性が高いのでは」
菜真絵「やっぱ何か言っちゃったかな〜」
依央利「うーん」
依央利「死にたくはならないけど、顔を合わせたくはなくなる程度の暴言ってどんなだろ」
菜真絵「暴言吐いたこと前提なんだ」
八百屋「お!依央利君と菜真絵ちゃん」
八百屋「今日も仲いいね!」
菜真絵「こんにちは」
依央利「こんにちは〜」
八百屋「今日は今季初の苺が入ってるよ」
八百屋「買ってかないかい?」
依央利「残念。今日のおやつはもう作ってあるんです」
八百屋「そう言わずにさ。味見してってよ」
八百屋「ほら」
菜真絵「わ」
菜真絵「押し付けないでくださいよ〜」
菜真絵「もー……」
菜真絵「もぐもぐ」
菜真絵「…………」
八百屋「うまいだろ?」
菜真絵「まあ、うまいですけど……」
菜真絵「…………」
依央利「じゃあ僕もいただこうかな」
依央利「もぐもぐ」
依央利「美味しい」
八百屋「だろ?」
依央利「ごちそうさまでした」
依央利「じゃ、僕たちはこれで」
依央利「美味しい苺食べられて得したね、菜真絵さん」
菜真絵「…………」
菜真絵「へへ、そうですね」
菜真絵「ごちそうさまでした、お兄さん」
八百屋「ちぇー。明日は買ってくれよ?」
依央利「いいのが入ってたら買いますね」
菜真絵「気が向いたら買いますね」
八百屋「手厳しいなぁ」
依央利「よーし、じゃあ家に帰って早速おやつを食べよう」
菜真絵「依央利さんの手作りおやつ、楽しみ〜」
タッタッタッ……
菜真絵「?」
依央利「あれっ。大瀬さんだ」
菜真絵「ほんとだ。大瀬さーん?」
菜真絵「おーい」
大瀬「(走り去る)」
菜真絵「……行っちゃった」
依央利「どうしたんだろ」
依央利「僕たちのこと見てたみたいだよね」
菜真絵「声かけようとしてくれてたんですかね」
菜真絵「んー、やっぱり避けられてるのかなぁ……」
依央利「…………」
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