ヒロインの名前
戦国恋戦譚・起ノ章
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「......今のは一体......?」
眩しい白い光に包まれ、
気を失っていたらしい。
「ここは......どこ......。」
山の中なのは確かだった。
しかし、明らかにおばあちゃんの家が
あった場所ではないのだ。
何か場所がわかるものは無いかと、
あたりを見渡すと、あの扇子が落ちていた。
「............。」
恐る恐る、拾ってみる。
しかし、特に何も起こらない。
「......一応持ってようかな......。」
大好きだったおばあちゃんの形見のような
ものだったので、捨て置くわけにもいかず、
ポケットにはみ出すように入れておく。
立ち止まっているわけにもいかず、
とりあえず歩いていく。
しかし、誰かに会えるわけでもなく、
少しずつ疲労が重ねっていった。
歩き続け、わかったことは
ここは私が知っている場所ではない
ということだった。
ヒュー
「風が暖かい......。」
季節はもうすぐ冬だというのに、
変だなと思っていると、
桜の花びらのような物が、
後ろから飛んできた。
「秋なのに桜......?」
花びらを一枚拾い、
私は桜が飛んできた方向へ足を進めた。
そこには1本の桜の木があった。
「綺麗......。」
散らず、美しく咲いている花に、
私は夢中になった。
???
「伊勢姫......?」
男性の声が聞こえ、目を向けると、
着物を着た男性が驚いたような顔で立っていた。
「伊勢姫......?」
???
「あっあぁ、すみません。
驚かせてしまいましたね。
初めまして、私はここの領地を収めている
上杉謙信という者です。
貴方は......?」
「私は......。」
◆選択肢
○名乗る
→3票
○名乗らない
→0票
眩しい白い光に包まれ、
気を失っていたらしい。
「ここは......どこ......。」
山の中なのは確かだった。
しかし、明らかにおばあちゃんの家が
あった場所ではないのだ。
何か場所がわかるものは無いかと、
あたりを見渡すと、あの扇子が落ちていた。
「............。」
恐る恐る、拾ってみる。
しかし、特に何も起こらない。
「......一応持ってようかな......。」
大好きだったおばあちゃんの形見のような
ものだったので、捨て置くわけにもいかず、
ポケットにはみ出すように入れておく。
立ち止まっているわけにもいかず、
とりあえず歩いていく。
しかし、誰かに会えるわけでもなく、
少しずつ疲労が重ねっていった。
歩き続け、わかったことは
ここは私が知っている場所ではない
ということだった。
ヒュー
「風が暖かい......。」
季節はもうすぐ冬だというのに、
変だなと思っていると、
桜の花びらのような物が、
後ろから飛んできた。
「秋なのに桜......?」
花びらを一枚拾い、
私は桜が飛んできた方向へ足を進めた。
そこには1本の桜の木があった。
「綺麗......。」
散らず、美しく咲いている花に、
私は夢中になった。
???
「伊勢姫......?」
男性の声が聞こえ、目を向けると、
着物を着た男性が驚いたような顔で立っていた。
「伊勢姫......?」
???
「あっあぁ、すみません。
驚かせてしまいましたね。
初めまして、私はここの領地を収めている
上杉謙信という者です。
貴方は......?」
「私は......。」
◆選択肢
○名乗る
→3票
○名乗らない
→0票