一目惚れ注意報!
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_
ドンッ、
_「あ、悪ぃ…」
前を見て歩いていなかった自分が悪いとは言え、今思うとかなり厄介な人物にぶつかってしまったと言える。
といっても当時の自分は、その相手の事は知らなかった訳で、後から幼馴染に聞いたことだが。
ブワッ、
…と効果音にするならそんな音で、描写するならその相手の背後に大輪の花が開いた…そんな感じに思えた。
肩越しに振り返る、自分より幾分か背の高い相手はぶつかった自分の姿を見るなりそのままフリーズしている。
_「………?」
幼「オ~イ、***!チャイム鳴るぞッ」
_「おぅ、今行く!!」
身動きしない相手に一応とばかり頭を下げ、自分を待つ幼馴染のいる昇降口へ駆ける。
幼「何話してたんだよ?」
_「別に、何も話してないよ。オレ見て急に固まって…あの人、誰?」
幼「先週転校してきた3人組の帰国子女の中心、六道骸って奴。いつも連れてる2人がメチャ喧嘩強いって噂で、ソイツらもあの六道って奴の言うことしか聞かねぇんだってさ」
_「…不良なん?」
幼「人は見かけによらないってヤツだな。ま、ぶつかったのはちょっと運が悪かっただけだって!」
幼馴染は明るい調子に戻して、ちょっとだけ不運だったと分かりやすい元気づけをしてくれた。
_「あぁ、サンキュ!」
幼馴染は小学校からの友達で、オレの秘密も知ってる幼なじみだ。
そう、
そのちょっとだけ悪かった筈の運命は、
ちょっと所か、かなり悪い方向へと傾いていた。
休み時間、
幼「うあ~、さっきの問題マジでヤバかった…」
机に伏した幼馴染は片腕で頭を抱え、先に終わった授業で指名を受けた問題に悩んでいた。
答えられないままに終業のチャイムが鳴り助かったと思ったのも束の間、次回に持ち越され宿題となったからだ。
_「まぁまぁ、今日姉さん居るしウチで宿題やろうよ」
幼「マジ?オレ、***の姉さんのプティング好きなんだよな」
_「あれしか作れないんだけどね…」
***は苦笑しながらボソッと呟く。
⇒
ドンッ、
_「あ、悪ぃ…」
前を見て歩いていなかった自分が悪いとは言え、今思うとかなり厄介な人物にぶつかってしまったと言える。
といっても当時の自分は、その相手の事は知らなかった訳で、後から幼馴染に聞いたことだが。
ブワッ、
…と効果音にするならそんな音で、描写するならその相手の背後に大輪の花が開いた…そんな感じに思えた。
肩越しに振り返る、自分より幾分か背の高い相手はぶつかった自分の姿を見るなりそのままフリーズしている。
_「………?」
幼「オ~イ、***!チャイム鳴るぞッ」
_「おぅ、今行く!!」
身動きしない相手に一応とばかり頭を下げ、自分を待つ幼馴染のいる昇降口へ駆ける。
幼「何話してたんだよ?」
_「別に、何も話してないよ。オレ見て急に固まって…あの人、誰?」
幼「先週転校してきた3人組の帰国子女の中心、六道骸って奴。いつも連れてる2人がメチャ喧嘩強いって噂で、ソイツらもあの六道って奴の言うことしか聞かねぇんだってさ」
_「…不良なん?」
幼「人は見かけによらないってヤツだな。ま、ぶつかったのはちょっと運が悪かっただけだって!」
幼馴染は明るい調子に戻して、ちょっとだけ不運だったと分かりやすい元気づけをしてくれた。
_「あぁ、サンキュ!」
幼馴染は小学校からの友達で、オレの秘密も知ってる幼なじみだ。
そう、
そのちょっとだけ悪かった筈の運命は、
ちょっと所か、かなり悪い方向へと傾いていた。
休み時間、
幼「うあ~、さっきの問題マジでヤバかった…」
机に伏した幼馴染は片腕で頭を抱え、先に終わった授業で指名を受けた問題に悩んでいた。
答えられないままに終業のチャイムが鳴り助かったと思ったのも束の間、次回に持ち越され宿題となったからだ。
_「まぁまぁ、今日姉さん居るしウチで宿題やろうよ」
幼「マジ?オレ、***の姉さんのプティング好きなんだよな」
_「あれしか作れないんだけどね…」
***は苦笑しながらボソッと呟く。
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