記憶の揺籠
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気がつけば目が覚めて、泣いていた。
涙が次から次へと出て止まらない。
何故、忘れていたのだろう。
思い出したく無かった、自分の存在真意など。
骸「泣かないでください」
額を合わせて手を握ってくる。
_「私…私は」
骸「生まれも育ちも関係ない。それに、あの数日間でボクは貴女に、どれだけ救われたことか」
そう言っては頬に口付ける骸。
泣き止まない***に困ったように眉を下げる。
_「ごめ、なさい…」
骸「謝る必要はありません」
_「でも、助けてくれたでしょう?」
骸「…、」
キャバッローネが研究所に踏み込んだのは、骸が情報をリークしたからだった。
***は、それを知った時、どんな反応をしたのだろう。
骸「ボクは君を救えなかった…君を救ったのはキャバッローネですよ」
_「…嘘つき」
***は、いつの間にか泣き止んで笑っていた。
骸「君には隠し事できませんね」
骸も照れくさそうに苦笑いしている。
骸「跳ね馬には感謝しなければなりませんね」
_「ちょ、ちょっと」
骸「良いじゃないですか、蟠りも無くなったですし」
口づけようとする骸に、照れる***が逃げるように顔を逸らす。
お互いを知っているからこそ分かり合えるものがある。
2人は今やっと幸せになれたのだと思う。
笑い合う2人が、いつまでも幸せでありますよう。
ED...2024.08.26
気がつけば目が覚めて、泣いていた。
涙が次から次へと出て止まらない。
何故、忘れていたのだろう。
思い出したく無かった、自分の存在真意など。
骸「泣かないでください」
額を合わせて手を握ってくる。
_「私…私は」
骸「生まれも育ちも関係ない。それに、あの数日間でボクは貴女に、どれだけ救われたことか」
そう言っては頬に口付ける骸。
泣き止まない***に困ったように眉を下げる。
_「ごめ、なさい…」
骸「謝る必要はありません」
_「でも、助けてくれたでしょう?」
骸「…、」
キャバッローネが研究所に踏み込んだのは、骸が情報をリークしたからだった。
***は、それを知った時、どんな反応をしたのだろう。
骸「ボクは君を救えなかった…君を救ったのはキャバッローネですよ」
_「…嘘つき」
***は、いつの間にか泣き止んで笑っていた。
骸「君には隠し事できませんね」
骸も照れくさそうに苦笑いしている。
骸「跳ね馬には感謝しなければなりませんね」
_「ちょ、ちょっと」
骸「良いじゃないですか、蟠りも無くなったですし」
口づけようとする骸に、照れる***が逃げるように顔を逸らす。
お互いを知っているからこそ分かり合えるものがある。
2人は今やっと幸せになれたのだと思う。
笑い合う2人が、いつまでも幸せでありますよう。
ED...2024.08.26