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カチャ、

卓上のそれを取り上げながら、カチリと親指で撃鉄を引き上げて頭に当てる。

そして表情を変えることなく、引き金を引いた。


…ガチンッ、

これで五発目。


目の前の男が狼狽し始める。


男「嘘だ、何故どうして！！」


自分まで順番が回ってはこないだろうと勝利を確信していただけに、男の動揺は、それは激しいものだった。


_「撃つことに変わりはないわ、私が撃って上げる」


カチリ、カチリ、
シリンダーが回る音が響く。

照準を見定める。


男「やめろぉおおおおおおお！！！！！！」








静寂に横たわる気絶した男と、自分の腕を掴む手。


骸「はぁ…間に合いましたね」


そう呟いて、骸は＊＊＊を抱きしめた。


骸「とにかく、ここを出ましょう」





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