跳ね馬と雲雀恭弥
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雲「貴方の知り合い?」
D「あぁ、そうか」
ディーノと大人の***が10年バズーカの説明をして、なんとか半信半疑ながら納得した様子の雲雀。
雲「大人の***なんだ」
_「うん、そうだよ」
大人のせいか余裕のある***の態度に、雲雀の興味が唆られる。
D「どうして10年バズーカに?」
_「それが、恭くんとケンカしちゃって…居た堪れなくなって自分で」
雲「喧嘩?」
_「…うん」
雲「なんで喧嘩?10年後のキミは、そんなに僕と仲が良いの??」
どことなく声に嬉しさが混じる雲雀。
自覚は無いのだろうが。
一瞬、驚いた***だったが、未来のことを知らない雲雀なら納得だと、頷く***。
_「10年後では、私と恭くんは恋人なの」
***の言葉に溜め息を吐くディーノ。
雲「貴方、知ってたの」
D「そりゃな、大人の***と会うのは初めてじゃない。最初は落ち込んださ、だから今はオレの好きにさせてくれよ」
雲「ソレとコレは話が別だよ」
D「あのなぁ…」
_「まぁまぁ」
***が2人を落ち着かせる。
D「それで、喧嘩の理由は?」
_「それはディーノのせいだよ。恭くんが嫉妬すること分かってて黙って連れ出すから」
少しムスッとする大人***に、雲雀の頬が緩む。
D「それだけの用事があったんだろ」
_「そうだったけど。でも恭くんの機嫌を取るの大変なんだよ」
雲雀がスーツの袖を引く。
雲「大人の僕は、どんな感じ?」
_「ん、内緒」
そう愛しげな瞳で返されて、雲雀の心が躍る。
D「オレにも構ってくれよ、***」
拗ねた表情のディーノに、大人の***は苦笑いをする。
_「私に取ってはディーノも大事よ、殆ど兄みたいなものだけどね」
D「だってよぉ…」
2人だけの事情は相変わらずの様で、余所の扱いになると今度は雲雀が、ご機嫌ナナメ。
_「あ、そろそろかな」
腕時計を見ては、***が溜め息をつく。
_「ちゃんと説明しなきゃね」
雲「別に本気で怒ったりしてないと思う」
_「ふふっ、分かってるよ。またね、恭くん」
髪の上から、雲雀の額にキスをする***。
_「ディーノもね」
ディーノは、大人***の手の甲に口付ける。
ボフン…
煙が上がって、元の姿の***が戻ってきた。
D「大丈夫か?」
_「…ディーノ」
***がディーノに飛びつく。
_「怖かったよぉ」
D「ったく、未来の恭弥も…」
雲「僕がナニ?」
D「いや、なにも」
殺気で返されれば首を振るディーノ。
そして雲雀は、背後から***を抱きしめた。
それには、ただただ驚いている***。
雲「キミは僕のものだよ、これからはね」
D「***の心を無視するなよ、恭弥」
雲「分かってるよ。これから、じっくり落としてあげるから」
_「?」
たった5分の間に何があったのか、
どういった心境の変化なのか、
***は不思議そうにディーノを見上げるしか無かった。
【10年後..】
雲「おかえり、***?」
_「あ、はは…」
戻るなり押し倒されて、***は目を泳がせる。
雲「僕に黙って男と2人で出かけるなんて良い度胸だね」
_「ちょっと待って、恭弥ッ」
雲「待つだけの理由なんかあるの?」
_「ポケット!私のポケット、お願いだからッ」
雲雀は溜め息を吐きながら、***のポケットに手を入れて小箱を取り出した。
雲「開けていいの?」
なんて尋ねながら、既に箱を開けている雲雀。
中には、ネクタイピンとカブスボタンが入っていた。
雲「…これ、」
_「この前、恭くん誕生日だったでしょ。せめてプレゼントだけでもと思って、それで」
雲「それで2人で外出したの…」
_「男の人へのプレゼントって悩むから。まぁ、殆ど1人で決めたけど」
みるみる内に雲雀の機嫌が治っていく。
座り直しては、隣の***に向かって、
雲「キミに着けてもらいたい」
箱から出したネクタイピンを渡しながら雲雀は言った。それを受け取って、ネクタイに着けてあげる***。
そんな彼女を引き寄せて、頬に口付ける。
雲「今回は許してあげる。ありがとう、***」
_「うん、似合ってる。恭くん」
***の言葉の端々から想いを感じる。
それが、とても嬉しくて幸せな気分になれた。
雲「今度は***の誕生日だね。
楽しみにしててよ」
そうして2人は、心から想い合うキスを交わした。
ED...2023.1217
雲「貴方の知り合い?」
D「あぁ、そうか」
ディーノと大人の***が10年バズーカの説明をして、なんとか半信半疑ながら納得した様子の雲雀。
雲「大人の***なんだ」
_「うん、そうだよ」
大人のせいか余裕のある***の態度に、雲雀の興味が唆られる。
D「どうして10年バズーカに?」
_「それが、恭くんとケンカしちゃって…居た堪れなくなって自分で」
雲「喧嘩?」
_「…うん」
雲「なんで喧嘩?10年後のキミは、そんなに僕と仲が良いの??」
どことなく声に嬉しさが混じる雲雀。
自覚は無いのだろうが。
一瞬、驚いた***だったが、未来のことを知らない雲雀なら納得だと、頷く***。
_「10年後では、私と恭くんは恋人なの」
***の言葉に溜め息を吐くディーノ。
雲「貴方、知ってたの」
D「そりゃな、大人の***と会うのは初めてじゃない。最初は落ち込んださ、だから今はオレの好きにさせてくれよ」
雲「ソレとコレは話が別だよ」
D「あのなぁ…」
_「まぁまぁ」
***が2人を落ち着かせる。
D「それで、喧嘩の理由は?」
_「それはディーノのせいだよ。恭くんが嫉妬すること分かってて黙って連れ出すから」
少しムスッとする大人***に、雲雀の頬が緩む。
D「それだけの用事があったんだろ」
_「そうだったけど。でも恭くんの機嫌を取るの大変なんだよ」
雲雀がスーツの袖を引く。
雲「大人の僕は、どんな感じ?」
_「ん、内緒」
そう愛しげな瞳で返されて、雲雀の心が躍る。
D「オレにも構ってくれよ、***」
拗ねた表情のディーノに、大人の***は苦笑いをする。
_「私に取ってはディーノも大事よ、殆ど兄みたいなものだけどね」
D「だってよぉ…」
2人だけの事情は相変わらずの様で、余所の扱いになると今度は雲雀が、ご機嫌ナナメ。
_「あ、そろそろかな」
腕時計を見ては、***が溜め息をつく。
_「ちゃんと説明しなきゃね」
雲「別に本気で怒ったりしてないと思う」
_「ふふっ、分かってるよ。またね、恭くん」
髪の上から、雲雀の額にキスをする***。
_「ディーノもね」
ディーノは、大人***の手の甲に口付ける。
ボフン…
煙が上がって、元の姿の***が戻ってきた。
D「大丈夫か?」
_「…ディーノ」
***がディーノに飛びつく。
_「怖かったよぉ」
D「ったく、未来の恭弥も…」
雲「僕がナニ?」
D「いや、なにも」
殺気で返されれば首を振るディーノ。
そして雲雀は、背後から***を抱きしめた。
それには、ただただ驚いている***。
雲「キミは僕のものだよ、これからはね」
D「***の心を無視するなよ、恭弥」
雲「分かってるよ。これから、じっくり落としてあげるから」
_「?」
たった5分の間に何があったのか、
どういった心境の変化なのか、
***は不思議そうにディーノを見上げるしか無かった。
【10年後..】
雲「おかえり、***?」
_「あ、はは…」
戻るなり押し倒されて、***は目を泳がせる。
雲「僕に黙って男と2人で出かけるなんて良い度胸だね」
_「ちょっと待って、恭弥ッ」
雲「待つだけの理由なんかあるの?」
_「ポケット!私のポケット、お願いだからッ」
雲雀は溜め息を吐きながら、***のポケットに手を入れて小箱を取り出した。
雲「開けていいの?」
なんて尋ねながら、既に箱を開けている雲雀。
中には、ネクタイピンとカブスボタンが入っていた。
雲「…これ、」
_「この前、恭くん誕生日だったでしょ。せめてプレゼントだけでもと思って、それで」
雲「それで2人で外出したの…」
_「男の人へのプレゼントって悩むから。まぁ、殆ど1人で決めたけど」
みるみる内に雲雀の機嫌が治っていく。
座り直しては、隣の***に向かって、
雲「キミに着けてもらいたい」
箱から出したネクタイピンを渡しながら雲雀は言った。それを受け取って、ネクタイに着けてあげる***。
そんな彼女を引き寄せて、頬に口付ける。
雲「今回は許してあげる。ありがとう、***」
_「うん、似合ってる。恭くん」
***の言葉の端々から想いを感じる。
それが、とても嬉しくて幸せな気分になれた。
雲「今度は***の誕生日だね。
楽しみにしててよ」
そうして2人は、心から想い合うキスを交わした。
ED...2023.1217