怪異-異世界-
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夕食時、会話しながら和やかな時間が過ぎる。
草「そう言えば***さん、周辺を散歩してきたみたいですが何かあったりしましたか?」
雲「なに、散歩行ったの?」
草壁の問いを受けて、雲雀が訝しげな表情をする。
_「と、特に怪しいものは…。あ、そういえば何か背の高いフェンス見たいのが並んでる場所がありました」
雲「そこは確か神社の一部で御神体を祀っていたはずだよ」
_「御神体? じゃ、なんで…」
ブツブツと一人の世界に入ってしまった***に、雲雀が声をかける。
雲「なにブツブツ言ってるの、問題起こさないって覚えてるの」
_「あ、は、はい…」
雲「もう何か起きたんでしょ。白状して」
_「…それが、」
***は、散歩中に起きたことを正直に話した。
草「2メートルを超える男ですか」
雲「***なら聞き覚えあるんじゃ無いの?」
_「八尺様、ですかね。でも八尺様の対象は少年で、白いワンピースを着た女性のはず。あんな風に黒いスーツで男性なのは聞いたことがないです」
雲「御神体のせいかもね」
雲雀が訳知り顔で言った。
_「御神体のせい?」
雲「詳しくは語らないよ、面倒だからね」
_「えぇー、狡いです」
雲「とにかく明日から外出禁止ね。いつどこで八尺に会うか分からないんだから」
_「はーい」
..
_「え、雲雀さん買い物に行っちゃうんですか?!」
雲「さすがに行かないと食料が持たないからね。キミは別荘から出ないこと、用事は侍女に伝えなよ」
_「うぅ…不安です」
雲「出来るだけ早く戻るよ」
草「すいません、気をつけてください」
_「はい、」
雲雀たちの乗った車を見送って、別荘のドアに向かう。
ポポポ..
_「!」
バタンッ、
別荘の中に走り込んだ。
八尺様は、すでに彼らの外出を知っていた。
この別荘に入り込んでいるのかもしれない。
自室に篭って、やり過ごせるとは思えない。
突然な雷が、窓の外の異形のモノの影を浮かび上がらせる。
_「!?」
→
夕食時、会話しながら和やかな時間が過ぎる。
草「そう言えば***さん、周辺を散歩してきたみたいですが何かあったりしましたか?」
雲「なに、散歩行ったの?」
草壁の問いを受けて、雲雀が訝しげな表情をする。
_「と、特に怪しいものは…。あ、そういえば何か背の高いフェンス見たいのが並んでる場所がありました」
雲「そこは確か神社の一部で御神体を祀っていたはずだよ」
_「御神体? じゃ、なんで…」
ブツブツと一人の世界に入ってしまった***に、雲雀が声をかける。
雲「なにブツブツ言ってるの、問題起こさないって覚えてるの」
_「あ、は、はい…」
雲「もう何か起きたんでしょ。白状して」
_「…それが、」
***は、散歩中に起きたことを正直に話した。
草「2メートルを超える男ですか」
雲「***なら聞き覚えあるんじゃ無いの?」
_「八尺様、ですかね。でも八尺様の対象は少年で、白いワンピースを着た女性のはず。あんな風に黒いスーツで男性なのは聞いたことがないです」
雲「御神体のせいかもね」
雲雀が訳知り顔で言った。
_「御神体のせい?」
雲「詳しくは語らないよ、面倒だからね」
_「えぇー、狡いです」
雲「とにかく明日から外出禁止ね。いつどこで八尺に会うか分からないんだから」
_「はーい」
..
_「え、雲雀さん買い物に行っちゃうんですか?!」
雲「さすがに行かないと食料が持たないからね。キミは別荘から出ないこと、用事は侍女に伝えなよ」
_「うぅ…不安です」
雲「出来るだけ早く戻るよ」
草「すいません、気をつけてください」
_「はい、」
雲雀たちの乗った車を見送って、別荘のドアに向かう。
ポポポ..
_「!」
バタンッ、
別荘の中に走り込んだ。
八尺様は、すでに彼らの外出を知っていた。
この別荘に入り込んでいるのかもしれない。
自室に篭って、やり過ごせるとは思えない。
突然な雷が、窓の外の異形のモノの影を浮かび上がらせる。
_「!?」
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