魔女たちのお茶会

アストラッド『さて。前回からかなり経ったわね』

ライア『そうね…ってまた二人?』

アストラッド『まさか管理人のやつ、四人一度に出すのが面倒になったんじゃ…』


ア・ラ『有り得る!!』


ライア『ま、管理人だし仕方ないわね』

アストラッド『…毎回それで済ませるのもどうかと思うけど』

ライア『でも、話題がねぇ。シャルが居ればつまらない話で盛り上がるんだけど』

アストラッド『…ライア…………さらっと毒吐いたわね………』

ライア『?本当の事じゃない』

アストラッド『……ところで今日のお茶菓子は?』

ライア『今日は……ゴソゴソパナセオのミルクと野苺のソルベと、アイスミントティー、ココアクッキーね』

アストラッド『なんだか、涼しそうなメニューね』

ライア『人間界は夏真っ盛りだもの。こっちもだんだんと暑くなって来たしね』

アストラッド『あんた達がいない時は年がら年中冬だったからね』

ライア『東西は日が登り下りする方角だもの。守りを失えば均等が崩れてしまう…いい例よね』

アストラッド『もし、私たちがいなくなったらどうなるのかしらね』

ライア『さあ?もう止めましょ、こんな話』

アストラッド『それもそうね』

―――――

アストラッド『ん~!!冷たくて甘くて美味しい!!』

ライア『アストラッドって本当に甘いもの好きよね』

アストラッド『私の人生から甘味をとったら何が残るのよ!』

ライア『……知らないわよ』

アストラッド『でも、聖域って甘味少ないのよね…殆ど制覇しちゃったし』

ライア『人間界に行ったら?沢山あるみたいよ』

アストラッド『えぇ!?嫌よ絶対!あんな所絶対行かないから!』

ライア『…エレナに聞いたけど、モニカがラッカスに似た食べものがあるって言ってたって……』

アストラッド『!!』

ライア『カリエットに似たものもあったそうよ』

アストラッド『……』

ライア『……なんか凄く種類があって、とっても美味しいんですって』

アストラッド『…………』

ライア『…興味沸いた?』

アストラッド『はっ!べ、別に!!ちょっと行ってみたいとか、食べてみたいなんて』

ライア『思ってるわよね?』

アストラッド『ち…違うから!!思ってなんか…!!』

ライア『思ってるわよね?』

アストラッド『は、はひ、、、』

ライア『エレナに話付けておいてあげるわ』

アストラッド『はい…お願いします(笑顔…スッゴく黒かった)』

ライア『素直でよろしい。一つ貸し…だからね』

アストラッド『は、はい~~!!(怖っ!笑ってるのに笑ってない!!)』


ライア『さてと、お茶のお代わり注いでくるわね』

アストラッド『はい……』


アストラッドは知った。
ライアはシャルとは違ったタイプの腹黒だと………やり合って勝てる相手じゃないと。



ライアはシャルと一緒にいることが多いので、感化したかと思われます。

どうしよ。
私悪くナーイ!!

と言うわけで、

待て次回!!

【END】
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