序章
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「以上が今回の遠征の成果、報告となります。」
数日後、無事ボーダー基地へと帰還を果たした遠征部隊。今回は風間隊が初参加だったこと、忍田も帯同していたことに加え、詩音の存在もあり元々早めに予定した日程をさらに早めての帰還となった。そして現在、遠征での成果を城戸司令含めたボーダー幹部へ報告し終えたところである。
「まずはご苦労だった。初の遠征を成功させた風間隊は流石と言えよう。」
「ありがとうございます。」
代表で城戸に礼を述べた風間。
ちなみにこの場には冬島隊の戦闘員2人はいない。帰り道、結局船酔いをした冬島に便乗する形で当真も部屋を出て行ったのである。呆れと怒りを織りまぜた表情の真木理佐は、この後の行動を既に心に決めている。
「さて、まずは捕虜について、早急に話を詰めよう。捕虜は本部基地宿舎棟一室にて軟禁とする。身元の調査、その他の検査後改めて処遇を決める。本件に関しては忍田本部長が指揮を執ること。なお、彼女の存在及び経歴は処遇が決まるまで必要最低限の人間にしか明かさないよう注意すること。異論があるものはいるか?」
城戸司令の問いかけに答えるものはいない。それはつまり肯定の意。
「では、そのように。」
「承知しました。処遇が決まるまでの動きには宇佐美くんも含め風間隊に主に協力してもらおう。」
「了解です。」
「うぇ、仕事増えた...。」
忍田の言葉に菊地原以外の3人は軽く頷いた。それを確認し視線を移した城戸司令は、最後に、と詩音に問いかける。
「捕虜本人、何か言いたいことはあるか?」
『いえ、ありません。』
「...そうか。では君は退室しなさい。」
「宇佐美くん、まずは彼女を宿舎棟に連れて行ってくれ。」
「了解です!」
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いつにも増して短いですね。
私の文章説明的なものが多いので疲れないようにと思ってるのですが、短すぎですかね?