ひとつだけの。
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おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
様々な時間帯で読んでくださっていると思うので。
ああ、申し遅れました。
私、姫川財閥の御曹司であらせられる姫川竜也坊っちゃまの執事・蓮井と申します。
以後、お見知りおきを。
え?
前回は神崎様の視点で物語が進んでいたのに、どうして今回は坊っちゃまではない、と?
これは失礼いたしました。
ですが、第三者視点から見る物語もまた一興だと思いませんか?
私は常に坊っちゃまと行動を共にし、離れている時でも衛星カメラなどからも坊っちゃまを見守っております。
…神崎様とのデートの最中は気を遣ってなるべく見ないようにはしていますよ。
あまり度が過ぎると坊っちゃまにお叱りを受けてしまいますからね。
おっと話がそれてしまうところでした。
坊っちゃまの心情は皆さんのお察しの通り神崎様のことばかりですので、おそらく「神崎」単語が連発されるかと。
「神崎と一緒にいたい」と一心に思う坊っちゃまのその気持ちは私にも伝わっておりますよ。
ですから、それをよろしく思わない私の心情を窺いながら、物語に目を通していただけたらと…、まあここの管理人の意向ですね。
では、私の目に映る坊っちゃまのご活躍、とくとご覧ください。
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