オマケ：『最初はグー…って振りかざしてきた！？』


「ジャンケンで遊ぶあれって、グーが石で、チョキがハサミで、パーが紙だろ？」
「一般的はそうなってるな」
「ガキの頃は別バージョンでやってたのを思い出した」
「ローカルケースだろ、確実に」
「結構面白ぇと思うからやってみせてやるぜ」
「実践じゃなくて、どれが何って説明すりゃいい話じゃ…」
「じゃーんけーん『パー』―――は、平手」

バシッ。

「痛い！？」
「次、じゃーんけーん『チョキ』―――は、目潰し」

ブスッ。

「グラサンに指紋ついただけで助かったけど危なっっ」
「ラスト、じゃーんけーん『グー』―――は、拳」

バキッ！

「…っおま…！本気で殴ったな！？」
「これらがウチの組で流行ってた拳遊びだ」
「ローカルの域通り越して身内限定じゃねーか完全に！！」
「因みに宴会など酒が入った状態でよくやってたな。盛り上がりが最高潮になると無駄に乱闘が勃発してたっけ…」
「しみじみ語るな！つか親もそんな光景を子供に見せるな教育上良くねぇ！」
「あれが遊びでも何でもなく、ただの喧嘩の引き金だってのは後々に悟ったことだが」
「ならねー方がおかしいわっ」
「これが通常だと思ってて、悟るまでじゃんけん遊びはこれで通してたぜ俺」
「……。（それをガキの頃に普通だとか思えてたってヤダこの人恐い…。）」

垣間見るまでもない、しっかりと根付いている極道一家の１人としての神崎に、数年前までは腹黒いながらもお坊ちゃんとして育った姫川は密かに戦慄していた。




.END


シロウ様から戴いた１０万ヒット記念小説でした!!
仕事疲れにこの小説読んで疲れ吹っ飛ぶどころか頭も頭髪もブッ飛びました!!(ﾟдﾟ)
グリコで遊ぶ姫神がぐうかわすぎる!!
もはやジャンケンで姫ちゃんに勝てる気がしない^^;
階段を上がり降りするたびに絶対思い出します(≧▽≦)
この姫神グリコ流行らせましょうええぜひに!!(｀・ω・´)
おまけの神崎家のグリコにも爆笑！
危険極まりないグリコ(ﾟдﾟ)
２ページ最後の文章は我がサイト名に因んだということらしいです！
(」ﾟﾛﾟ)｣ふおおおおおおお!!

ありがとうございましたシロウ様!!!(≧▽≦)
こんな素敵小説もらっちゃっていいのかと思いましたがありがたく受け取ります☆
これからも頑張ってサイトを運営していきます!!
１０万記念リクエストもバンバン更新しますので!!ｍ(_ _)ｍ