-
ハウル
いやはや、今日も1日ご苦労。
-
スキア
乙。
-
ハウル
スキア君、不機嫌そうだね、何かあった?
-
スキア
別に
-
トラリス
ハウル君、キミがシナリオにないアドリブ勝手に追加するからスキア君疲れるんだって。
-
スキア
マジだりぃ
-
ハウル
おや?僕はちゃんと台本読んだよ?
-
フリウ
ならどうして「ちょっとコンビニ行ってくるね。」を「僕は今から花屋に行ってくる!フリウ君ついてきてくれ!」になっているのですか?
-
ハウル
僕は台本は読んだけどこう言えとは言われてないからやりたい事をするだけさ
-
トラリス
とのことですが?
-
リーオ
ありだと思う。次から俺もそうしよう。
-
パトリオット
無しに決まっているだろう!?
-
リーオ
えー?
何でーその方が楽でしょ? -
パトリオット
リーオ、何でキミはそう楽をしようとするんだ!?
-
リーオ
楽したいからです!!
-
パトリオット
キミはそれで本当に恥ずかしくないのか!?
-
トラリス
やれやれ………
-
トラリス
二人まとめて雪兎君のごう、いや、説教部屋行きだね
-
リーオ
それはヤダ。
-
ハウル
スキア君よろしく。
-
フリウ
ではハウルさんは私と語り合いましょうか。
-
ハウル
………。
-
スキア
逃がさねぇぞ?
-
フリウ
今日は朝まで付き合ってあげますよ。
-
パトリオット
リーオ、キミのことは責任もって雪兎の元へ連行しよう。
-
リーオ
冷たい!!
-
雪兎
そもそもなんで俺、拷問狂みたいな扱い受けているんだ?
-
トラリス
まぁ、キミはねぇ………
-
ゲーテ
そもそも私にはセリフすらないのだが?
-
雪兎
あー………
キミめっちゃくちゃ使いにくいんだよねぇ… -
トラリス
使ってあげる予定ないの?
-
雪兎
んー…
-
トラリス
(ないのか…)
-
パトリオット
(ないのか…)
-
リーオ
(ないのか…裏山)
-
フリウ
(ないんですね…)
-
ハウル
あっはっはっは!!
-
ハウル
ではこの僕がキミに役を与えてあげようではないか!!
-
スキア
余計なことすんなバカナルシスト!!
-
ゲーテ
そこまでして出たいとは思っていない。
-
雪兎
まぁ、ぶっちゃけゲーテさんはディング編、サマエル編の為にネタキャラにさせたくないからあえてださないんだよ。
-
トラリス
すごいネタバレだね
-
雪兎
隠す必要性を感じないからね。
-
雪兎
シリアスなネタが終わってからこういう一面性があるんだーって公開した方が向いてる気がするし。
-
トラリス
説得力はあるね、一応作者だもんね。
-
トラリス
ではこの中では一番先輩の僕が言うには雪兎君はいろんなモノの影響受けやすいんだよね。
-
トラリス
だからあえて出さないで本当に使いたい状況になるのを待たせている、と
-
雪兎
そうそれ。
-
雪兎
よくわかっているね。
-
フリウ
認めるのですか?
-
雪兎
まぁ、事実だし。
-
ディング編撮影終了後
-
ユリエ
お疲れ様~
-
トラリス
お疲れ様
-
フリウ
お疲れ様です。
スポーツドリンク用意しておきました。 -
ユウキ
ありがとう
-
ジュン
もらうよ。
-
ディング
ありがとうございます………
-
ラルティア
どうしたディング?
-
ディング
僕はここにいない方がいいのかもって………
-
ユリエ
ディング君も頑張ったんだからいいに決まってるじゃん
-
ハウル
そうそう、ゆり嬢の言う通りさ
-
雪兎
舞台では仲悪くとも舞台裏でまで気を遣う必要はないから楽にするといいよ
-
サマエル
そう、気にすることは何もないのだから
-
パトリオット
………あなたはもう少し気を使ってください。
-
リーオ
パトリオットは2人分役があるんだな。
-
パトリオット
中身は別人だ。
-
サマエル
そう、一緒にされたくないな。
-
ハウル
案外二重人格って悪くないよ?
-
ハウル
僕、スキア君に任せて休憩できるし。
-
リーオ
そうなの?
-
スキア
超 大 迷 惑
だけどな。 -
スキア
つかフリウに一晩説教された割に元気だな
-
ハウル
あっはっはっは
-
ハウル
それは僕の方が強いからさ
-
スキア
え
-
フリウ
………
-
ユリエ
ハウル君強いの!?
-
フリウ
神経は強いみたいです………
-
トラリス
へぇ、フリウ君が折れるなんて珍しい
-
フリウ
さすがに暴力で従わせるのはちょっと………
-
トラリス
フリウ君いい子いい子してあげるね。
-
フリウ
丁重に遠慮します
-
トラリス
やれやれ
-
トラリス
キミはため込む癖があるから心配なんだよね。
-
フリウ
お気持ちだけいただきますね、トラリス様
-
ラルティア
(あのナルシストにはディングを関わらせたくないな………)
-
ハウル
ち、ちょっとアリ嬢?
なんでナイフ片手に僕を見ているのかな? -
ハウル
僕は悪い天使じゃないよ?
-
リーオ
どこのスライム……w
-
ラルティア
別になんもしねぇよ………
-
雪兎
(過保護なんだよなぁ、この子………)
-
ユリエ
まぁ、そういうことだから仲良くしようよ、ディング君
-
ディング
はい…ありがとうございます…
-
ユウキ
俺も舞台では兄貴らしいことできなかったしお前とはいろいろ話したかったんだよな♪
-
ジュン
兄貴はおろか弟がいることすら知らなかったからな俺達。
-
ジュン
一応この2年間、ディーノは、いやユウキは俺の弟としてやってきたんだ、ユウキが頼りないなら俺を頼っていい。
-
ユリエ
じゃあ私はおねえちゃんだね!
-
ユウキ
ジュンはともかくなんでユリエがおねえちゃんになるんだ?
-
ユリエ
だって私のが微妙に年上だもん
-
ユウキ
微妙に………まぁ、設定はそうなってるようだけど俺はユリエにねえちゃん感感じたことないぞ全く…
-
ユリエ
ひどっ!
-
ユウキ
ディング、ユリエは逆に妹ポジションだから騙されないように。
-
ディング
う、うん…
-
ユリエ
え、私妹ポジションだったの!?
-
トラリス
うん、ユリエは妹ポジションだね。
-
ジュン
妹ポジションだな。
-
ユリエ
最年少のトラリス君より扱い下なの!?
-
トラリス
僕の方がお兄ちゃんだから仕方ないよ
-
フリウ
(トラリス様が楽しそうで喜ばしい…)
-
ディング
共和国の王様はトラリス様のことを第一にみてあげてるんだね。
-
フリウ
あ、はい、一応血のつながりはありませんが大切な家族ですから。
-
ハウル
どちらかというとお父さんというよりトラリス君親衛隊隊長って感じだよねー
-
スキア
一言で言うと親バカなんだよ。
-
ハウル
アリ嬢も中々の親バカだよねー
-
ラルティア
死にたいようだな。
-
ハウル
だからナイフ構えるのは舞台の上だけにしてくれたまえよ
-
ラルティア
全く…
-
ディング
そっか、こういう感じが家族なんだね
-
ユリエ
そうだよー人類皆家族!
-
ジュン
ユリエ、極端すぎる。
-
ハウル
そんなところが美しいのだよユリ嬢。
-
フリウ
だからといって手を出さないように。
-
ハウル
わかってるよー
-
ハウル
全く…アリ嬢とフリウ君は冗談が通じないんだから…
-
ディング
僕、兄さんに会えて嬉しかったの………
-
ユウキ
ディング?
-
ディング
兄さんはずっと王子であることに身勝手な欲を持たないで頑張ってきたんだよね。
-
ディング
本当なら今頃立派な王様だったと思うよ。
-
ユウキ
………どうしてそう思うんだ?
-
ユウキ
お前は俺のせいで………
-
ディング
兄さんの友達は優しい人達だ。
-
ディング
それが証明だと
-
ディング
僕は思うよ。
タップで続きを読む