第83話


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 ダニエルとルードヴィッヒのいる訓練場へと向かう道すがら、コウェルズは自分とジャックに挟まれたジュエルへと目を向けてみた。
 隣を歩く少女は自分に与えられた任務をどうこなすべきか黙々と考え込んでいる様子で、年齢に似合わない真面目な表情を浮かべている。
 アン王女と仲良くなれ、と。
 それを伝えただけで、聡いジュエルは何かしら理解した様子を見せた。
 ジュエルに何か聞き出せるとは思ってはいない。
 ラムタル王城で隠されるように保護されたアン王女がファントムの目撃情報を持っている可能性も低いので、勘が当たれば棚ぼた程度のものだ。
 それでもジュエルは真剣そのものだ。
 まるで自分の肩に全ての責任がのしかかっているとでも言い出しそうな表情に「気を楽に」と伝えようとした時、前方から見知った青年が向かってくるのを目にした。 
 イリュエノッド国の武術出場者であるクイは武術指導者とサポートの娘一人を連れており、コウェルズ達に気付くと急いだ様子でこちらに駆け寄ってきた。
『どうされました』
『大切なお話が!』
 ジャックが訊ねるのとクイの言葉が被り、双方一瞬相手に譲って。
『…エル・フェアリアの皆様に大切なお話があります』
 改めて言葉を発したのは、ジャックより歳上だろうイリュエノッドの武術指導者だった。
 その後はクイに言葉を任せるように目線だけで促して。
 いったい何があったのか、顔を見合わせるコウェルズ達の前で。
『……本日…先ほど、我が国の大会観戦者が訪れました。…その中に……ホズ様とルリア様がいらっしゃいます』
 出された名前に固まるのは、コウェルズとジャックだ。
 訳がわからず双方交互に目を向けるジュエルは置いておき、コウェルズは頭が痛くなる感覚に表情をやや強張らせる。
『…お二人は観戦予定ではなかったのですが……どうやら誰かがその…皆さまの事を報告した様子で……すみません』
 頭を下げるクイに合わせて、後ろの二人も深く頭を下げてくる。
 コウェルズはちらりとジャックに目を移し、邪魔の入りそうな状況にわずかながらの苛立ちをぶつける。
『…報告ありがとうございます。接触の機会がありそうな場合はこちらで対応させていただきます』
 ジャックの返事にも、クイ達は申し訳なさそうな表情を止めない。
 ホズとルリア。
 イリュエノッド王家の産まれで、ホズはサリアの弟に当たる第一王子。そしてルリアは、サリアの姉であり、コウェルズの元婚約者だった。
 ルリアからサリアへと婚約者を変えたのはコウェルズで、そのせいでイリュエノッド内でのコウェルズの評価はあまり良くはない。
『クイ殿達は、不快感は無いのですか?』
 問うたのは、クイはコウェルズに対して敵対感情を持っていなかったからだ。
 コウェルズの顔を知るイリュエノッド国の大会関係者数名から、複雑そうな表情を何度か向けられていたことには気付いていたから。
『……私の姉がサリア様の護衛として現在エル・フェアリアに滞在しているのです。姉からサリア様とコウェルズ様の仲について聞かされていましたので』
 クイがコウェルズに怒りを向けない理由に、思い出すのはサリアと共に訪れた魔術師の女性二人だった。
 元々の魔力量の少ないイリュエノッド国で貴重な魔術師の女性二人。そのうちの一人がクイの姉だったとは。
『…姉から“エル・フェアリアの王子はサリア様を大切にしている”と聞かされていたので。……ですがルリア様を憐れむ声もまだ絶えませんから』
 サリアに近いか、ルリアに近いか。ルリアに近い者達がコウェルズが大会にいる事を伝えたのだろうと。
 なんと言葉をかければよいのかわからず戸惑うコウェルズの代わりに、ジャックが一歩前へと出てくれた。
『こちらはまだ大々的に正体を明かすつもりは無いので、騒ぎとならないよう気をつけてもらうことはできますか?』
 頼み込むジャックに。
『……ということは、大会期間中に正体を明かす予定が?』
 武術指導者の男は、静かな声で核心を問うてきた。
『完全に正体を隠していない為に貴殿に気付き始めている国の者達が少しずつ出てきています。完全に隠さない理由があるということで良いですか?』
 しまった、と顔をしかめるジャックを無視して、男の目は真っ直ぐにコウェルズに向けられている。
『…はい。私達はリーンを救う為にここに来ました』
はぐらかすことは許されないと悟り、コウェルズは自らの口で、ラムタルに訪れた理由を告げた。
 暗に、ここにリーンがいるということを。
 コウェルズの言葉に、クイ達は静かに息を飲む。
『…ホズ様とルリア様のことは我々にお任せください。エル・フェアリア国の皆様の足を掬うことは無いと約束いたします』
 発言力の強い様子に、コウェルズはジャックと顔を見合わせてほっと胸を撫で下ろした。
 この男がイリュエノッド国においてどれほどの力を持っているかはわからないが、信頼に値するほどの覇気が只者でないことを物語っていた。
『知らせていただきありがとうございました。それでは我々はここで。訓練場にいる後の二人と合流したいので』
『訓練場でしたら私たちも向かう所でした。ご一緒しても?』
『ええ』
 クイの提案にコウェルズは微笑みながら頷く。
「なあ、テテも訓練場にいるのか?朝から見てないが」
「そのはずよ」
 クイは母国語でサポートの娘と少しだけ話して、六人で訓練場へと足を進めて。
『テテとは?』
『ああ、姉の一人娘です。今年成人したので、サポートとして付いてきたんですよ』
『は……失礼、サリア王女と共にエル・フェアリアに訪れた女性魔術師は二人とも、成人した子供がいそうな年齢には見えなかったのですが』
『いえいえ、二人ともいい歳ですよ。両方とも化け物ですから』
 その気楽な言葉に、サポートの娘と武術指導者の男が両横からクイの頭を思い切り引っ叩いた。
「いってぇ…」
 両手で頭をさするクイは逃れるように最後尾のジャックのそばへと離れて。
 そのまま訓練場へと向かえば、騒がしい様子に今日は人が多いのかと何気なく考えた。
 イリュエノッド国もそうだったが、大会観戦の為に各国から賓客が訪れる頃なので、訓練に励む者達が普段よりさらに身を引き締めているのだろうと訓練場に足を踏み込めば。
『……なんだ?』
 騒がしいには騒がしい。だがその騒がしさは一箇所のみで、後は訓練をしつつも騒がしい一箇所に目を向けていた。
 騒がしさの中心にいるのは、顔色の死んだ人形のようなルードヴィッヒだ。数名に囲まれてもみくちゃにされているが、ルードヴィッヒ自身は棒のように固まっている。
『ーー嫌よ!!絶対にいや!!誰があんたと結婚するもんか!!』
『どうしてだ!!こんなにも君を愛してしまったのに!!君だって俺の宝玉刀を受け取ってくれたじゃないか!!』
『知ーらーなーいーーーー!!!!』
 全員が訳もわからず呆然とする中、真っ先に我に帰るのはクイで。
「テテ!何やってんだ!!」
 走っていくクイの後を、サポートの娘が慌てて付いて行く。
『……あれって、トウヤ殿…だよね?』
 コウェルズがジャックに訊ねれば、ジャックはジャックでルードヴィッヒのそばにいるダニエルに呆れた表情を向けていて。
『何があったのでしょうか?』
 不安そうなジュエルの問いかけは、ここにいる全員が思っていることだろう。
 固まるルードヴィッヒをダニエルがかばい、その後ろでテテという娘が半泣きで何かしらを拒絶し、ルードヴィッヒの足下ではスアタニラ国の者達に取り押さえられたトウヤが地に伏せながら片手でルードヴィッヒの足を掴んで、テテに向けてもう片方の手を必死に伸ばしていた。
 イリュエノッド国の他の者達はテテを守りながらも様子見の姿勢がうかがえる。
 なぜ中心にルードヴィッヒがいるのか、どう想像しても巻き込まれただけのようにしか見えなかった。
『…………失礼しますよ』
 どうやら何か思い当たるふしがあるらしい武術指導者の男が頭を抱えながら騒ぎの場へと向かっていってしまい、コウェルズ達も顔を見合わせてから現場へと恐る恐る近付いていった。
『ーー君が望むならスアタニラ中の宝玉で君だけに似合う装飾品やドレスをいくつだって作ろう!クルーヴェルスの金絹やエル・フェアリアのレース刺繍よりも高価で、どこの王族でも身に纏えない美しさを手に入れるだろう!!美貌の女神ですら君の姿に見惚れるほどの美しさを捧げると約束する!!』
『…………嫌ったら嫌!!』
 拒絶までに間があったのは、うら若い乙女にとって魅力的な貢ぎ物だからだろうか。
「テテ!何の騒ぎなんだ!」
「おじさん助けてよ!!この人全然さっぱりした性格じゃないんだけど!?」
『クイ!頼む!!彼女に俺の良い所を伝えてくれ!あとイリュエノッドの言語はわからないからラムタル語で頼む!!』
『はぁ!?』
 自国の仲間達に取り押さえられたトウヤはクイの登場にすかさずその足に縋り付く。
何人もの男達に取り押さえられているというのにそれでも動けるとは、凄まじい体力と執念だ。
 その間にダニエルがうまくルードヴィッヒを連れて逃れ、疲れ切った顔でコウェルズ達と合流する。
「…大丈夫か、ルードヴィッヒ」
「……………………無理です」
 ダニエルの呼びかけに固まったままのルードヴィッヒは呆然としたまま答えた。
 トウヤ達の状況が伝えるこの騒ぎの理由は。
「もしかして“種譲り”が原因?」
 コウェルズの問いかけにダニエルは強く頷き、ジャックが大きなため息をついた。
「あの…種譲りとは何ですの?」
 その言葉を知らないのは、ジュエルとルードヴィッヒくらいだろう。ルードヴィッヒは巻き込まれた状況から察しただろうが。
 ジュエルには誰がどう説明したものか、コウェルズ達は顔を見合わせて、やがてジャックがジュエルの隣で少しだけ腰を落とした。
「他国同士、書面を介した合意の上での性行為のことだ。強い力や優れた魔力を持つ大会出場者や指導者と、サポートとして訪れている女達の間で行われて、子供が出来た場合は女側の国の子供として育てられる。どれだけ子供が優秀でもな。大会の裏の取り決めだ。弱小国はそれによって国力を上げるんだ」
 小声で説明を受けて、ジュエルは一気に顔を赤く染めてしまう。
 完全に未成年のジュエルには関係のない話で、ルードヴィッヒもエル・フェアリアではすでに成人したがラムタルではまだ未成年扱いなので、どこの国も狙うことは出来ない。
 コウェルズ達も大会以外の目的があって訪れているので女達が近付こうが関わるつもりはなかった。なので種譲りに関わることは無いはずなのに。
「野郎が本気で惚れて種譲りが失敗したんだな。なんでルードヴィッヒが巻き込まれたんだ?」
「…イリュエノッドのあの子がトウヤとの口論中にルードヴィッヒを指差して“私だって結婚するなら歳下の可愛い男の子がいい”と言い出したんだ」
「……それだけか!?」
「…………それだけで巻き込まれた」
 ルードヴィッヒを守るダニエルの疲労が思い出したことでさらに増した様子だ。
 いまだに固まったままのルードヴィッヒは、聞きたくもない男女の事情をさぞかし聞かされたことだろう。若さゆえか女性像に潔癖な所も多く残しているので、固まるのも無理はない。
「それにしても…もしかしてこれが数年越しに起こると言われる大会名物かい?」
 コウェルズの方は状況が少し面白く感じてきた所だ。
「やらかしたのがスアタニラの男側だから、そうなんでしょうね」
「…楽しまないでください。こちらはひどく疲れたんですから…」
 双子の言葉もそこそこに、コウェルズは目の前で今も繰り広げられる合戦に頬が笑みに引き攣るのをこらえることで必死だ。
「ルードヴィッヒ、そろそろ気を引き締めろ。スアタニラ国が数年ぶりにやらかしてくれたお陰で、トウヤが一気に優勝候補だ」
「え!?どういうことですか!?」
 ジャックの優勝候補という言葉に、ルードヴィッヒが急覚醒する。
「スアタニラ国が数年単位で起こす剣武大会名物さ。大会で出会った女性に本気で恋に落ちて、求愛が加熱しすぎて優勝すら奪っていくんだ」
「…なんですかそれは……」
「以前は八年前で、それより前にも数年単位で何度も、ね」
 ジャックの説明に首を傾げるルードヴィッヒにコウェルズがさらに説明を足してやろうとすれば、困惑の表情がさらに増して眉間に皺が寄っていた。
「八年前はユナディクス国開催の年だったかな。お忍びで来てたカオス国の王族と剣術出場者のスアタニラの戦士が一夜を共にして、その後スアタニラの戦士は熱烈求愛、向こう側は王族だったからスアタニラに連れ帰ることも出来ず、結局優勝と共にスアタニラの戦士はカオス国に行ってしまったらしいよ」
 さくさくと説明しても、ルードヴィッヒの眉間の皺が深まるばかりで少し面白い。
「大会が始まってから今まで、求愛を始めたスアタニラ戦士が優勝しなかったことは無いんだ」
 コウェルズは笑っているが、訓練場にいる他国の者達に目を向ければすでにピリついた空気が産まれている。
 誰もが優勝を目指してここにいるのだ。
 特に武術出場者達は殺意にも近い敵意をすでにトウヤに向けており、ルードヴィッヒもその異様な気配に気付いたように全身をふるりと震わせた。
「種譲り自体は昔からあることだけど、男女が絡めば書面だけじゃ済まされない感情も芽生えてしまうものだよ。スアタニラは国柄、粘着的な愛情表現が多いらしいし、それが強さの秘訣にもなるんだろうね」
「……よくわかりませんが、トウヤ殿が一番の強敵になったということですか?」
「さあ、どうかな?彼だけと言うには、もう周りの戦士達もかなり戦力において感化されたみたいだよ」
 勝ちたいという強い意志が誰からも見て取れる。
 トウヤがきっかけになったのは事実だろう。
「君も今以上に取り組まないと…初戦敗退なんて無様な醜態は晒さないようにね」
 にこりと微笑んで、引き締めろと暗に告げて。
「そんな顔してる暇があるなら強くなることに頭使え」
 表情を強い緊張に変化させたルードヴィッヒの強張りをほぐすように、ジャックが背中を強く叩いた。
「面白そうな大会になりましたね。そういえばニコルとガウェの時はどうだったんですか?ガウェはまだしも、ニコルは種譲り狙いが多かったのでは?」
 場の空気を変える為か、ダニエルは三年前の大会を訊ねてくる。その当時ジャックとダニエルは王城にいなかったので、詳しいところまではわからないのだろう。
「ニコルに関してはみんな心配してたんだけどね、つまらないほど何事もなかったよ。ガウェは試合当日まで引き篭ってたし、ニコルは言い寄ってくる女性達に全く興味を持たずに各国の戦士達と腕比べ三昧だったからね。むしろニコルが率先きって戦士達全員と仲良くなったものだから、無駄な諍いもなくかなり安全だったよ」
 当時を思い出して、思った以上に平和だったことに安堵と少し落胆もしたものだ。
「大変だったのは最後の夜会の時くらいじゃないかな。各国がガウェ目当てに幼い少女を何人も用意してたものだから、最後の夜会で出す食事が全部最初から考え直しになってね。まさか子供が多い大会になるなんて誰も思いもしなかったから」
 唯一大変だったのはそれくらいだ。
 リーンを失ったガウェを取り込もうと思ったのか、他国はガウェのリーンへの感情を幼児性愛と思い込んで少女達を用意した様子だった。
 大会当日ようやく姿を現したガウェは、当然のように少女達に見向きもしなかったが。
『ーーだからお前にテテをやるわけがないだろう!!』
 ひときわ大きな怒声が響き渡ったのは、コウェルズ達の会話も落ち着いた時だった。
 声の主はいつの間にかイリュエノッドの者達に両腕や肩を掴まれて身動きを封じられていたクイだ。
 トウヤとテテの口論はトウヤとクイの口論に代わっていたらしい。
『頼むよクイ!!俺なら彼女を末代まで幸せにしてやれる!!俺以上の男なんて彼女にいるはずがない!!』
『ふざけるな!!ひと回り近く歳下の女に手を出すようなクソに差し出すはずがないだろう!!』
「…クイ、もう落ち着け。お前が怪我でもしたら大変なんだぞ」
「俺はどうでもいいんだよ!!だけどな!!姉貴が大事にしてる一人娘に何かあったら、俺は死んでも死にきれねぇんだよ!!」
『イリュエノッド語で話すのはやめてくれぇ!!』
 ラムタル語を話すクイの口調は丁寧なものだったが、母国語ではどうやら口が悪いらしい。縋りついてくるトウヤに蹴りを入れようとして、イリュエノッドとスアタニラ両国の者達に押さえられていた。
 見ている分には面白いが、開催国のラムタルはたまったものではないだろう。
 現に騒ぎを聞きつけたラムタルの者達が頭を抱えている様子が見て取れる。
 ユナディクス国のサポートの者達が数名ラムタルの者達といるのは、恐らく前回の不憫な開催国がユナディクスだったからだろう。対応策を伝えている様子にコウェルズは少しばかり気が抜けて、フッと笑ってしまった。
「…エテルネル…そろそろ……」
 そこへジュエルがそっと袖を引っ張ってきて、小さな声で周りを促してくる。
「おっと、これは大変失礼いたしました」
 騒ぎの見物でエテルネルの仮面を付け忘れていたことに気付き、言葉をやんわりと丁寧に戻して。
「ジャック殿、大会当日までルードヴィッヒの訓練を変更してはいかがでしょう?さすがに今まで通りの訓練では一回戦敗退も本当にあり得ます」
「…そうだな。……ルードヴィッヒ、無様に負けたくなかったら、俺の指示に全て従え」
 言われたい放題でルードヴィッヒが不愉快そうに表情を曇らせる前で、ジャックは形の異なる短剣型の魔具を幾つも生み出し、その全てをルードヴィッヒに向けた。
 久しぶりの団長式強化訓練を前に、ルードヴィッヒの表情が完全に固まる。
「ダニエル殿、大切な話がありますので、我々は部屋に戻りましょう。ジュエルお嬢様も私と来てください」
 ジャックとルードヴィッヒに背を向けて来た道を戻れば、ダニエルとジュエルは後を着いて来てくれる。
 万が一にもホズとルリアの二人と遭遇することを避ける為にも、コウェルズはもう訓練場には訪れない方が良いだろうと足を早めながら、ダニエルに現状を伝える為、そしてジュエルをアン王女の元へ向かわせる為の策を練り始めた。

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