第6話:仮面の告白、裸の真心
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YOKOHAMA 99-SECTION
横浜九十九課 調査記録書
■ ファイルNo. Y99-2021-042
事案名: 潜入捜査官「佐竹幸人」に関する一連の騒動、及び公安部による伊勢佐木異人町介入計画の阻止
記録作成日: 2022年 1月 21日
記録作成者: 横浜九十九課 調査員 橘 未華子 / [追記] 佐竹 幸人
ステータス: 解決済(※ただし、新規メンバー1名が加入するという予想外の結果に)
【1. 事案概要】
2021年11月より当事務所の顧問税理士として接触してきた佐竹幸人が、実は警視庁公安部の潜入捜査官(本名:松田仁)であり、伊勢佐木異人町の裏社会の均衡を崩壊させるための駒として、当事務所に接近していたことが判明。
最終的に、彼は自身の所属組織を裏切り、十朱雅会長らの協力を得て、横浜流氓、コミジュル、横浜青龍会と連携。公安の計画を未然に防ぎ、街の平和は保たれた。
本件の責任を取る形で、彼は公安を辞職。その後、当事務所の九十九所長のスカウトを受け、正式に四人目のメンバーとして加入した。
[佐竹追記] ……この概要、客観的なようで、俺への恨みが滲み出てる気がするんだが。あと、いくつか事実誤認と情報不足があるので、以下に補足する。
【2. 経緯詳細:時系列】
• [2021年11月25日] - 接触開始
顧問税理士の紹介という形で、佐竹(松田)が当事務所と接触。当初は、完璧な経歴と非の打ちどころのない仕事ぶり、およびその容姿から、全員が彼を完全に信頼していた。人を騙すことになんの罪悪感もないこの世には人間がいるんですね。あ~恐ろし。(※注:容姿と仕事ぶりは、今も非の打ちどころがないのが、かなり腹立たしい)
顧問税理士の紹介という形で、佐竹(松田)が当事務所と接触。当初は、完璧な経歴と非の打ちどころのない仕事ぶり、およびその容姿から、全員が彼を完全に信頼していた。人を騙すことになんの罪悪感もないこの世には人間がいるんですね。あ~恐ろし。(※注:容姿と仕事ぶりは、今も非の打ちどころがないのが、かなり腹立たしい)
• [同年12月16日] - 星空観察ツアーにて
佐竹(松田)の提案で、メンバーで星空観察へ。その際、彼から個人的な告白を受ける。もちろん、丁重に誠心誠意お断りした。
[佐竹追記] 『丁重に』というか、かなりバッサリだったと記憶しているが。
[未華子追記] 黙ってください。
佐竹(松田)の提案で、メンバーで星空観察へ。その際、彼から個人的な告白を受ける。もちろん、丁重に誠心誠意お断りした。
[佐竹追記] 『丁重に』というか、かなりバッサリだったと記憶しているが。
[未華子追記] 黙ってください。
• [年末~年始] - 事態急変
伊勢佐木異人町で不穏な動きが活発化。趙氏、ソンヒ氏より、「最近近づいてきた人物」への警戒を促される。この時点では、彼の裏切りを信じることができなかった私の甘さが、事態を悪化させた一因でもある。
[佐竹追記] この時期の内部抗争は、全て公安が仕組んだものだ。俺が潜入していた半グレ集団「ベイサイド・サーベル」は、元々、三組織からはみ出したチンピラの寄せ集めだったが、公安が裏で資金と情報を提供し、意図的に増長させていた。彼らを暴れさせることで、三組織間の不信感を煽り、内部崩壊を誘発するのが第一段階の目的だった。
伊勢佐木異人町で不穏な動きが活発化。趙氏、ソンヒ氏より、「最近近づいてきた人物」への警戒を促される。この時点では、彼の裏切りを信じることができなかった私の甘さが、事態を悪化させた一因でもある。
[佐竹追記] この時期の内部抗争は、全て公安が仕組んだものだ。俺が潜入していた半グレ集団「ベイサイド・サーベル」は、元々、三組織からはみ出したチンピラの寄せ集めだったが、公安が裏で資金と情報を提供し、意図的に増長させていた。彼らを暴れさせることで、三組織間の不信感を煽り、内部崩壊を誘発するのが第一段階の目的だった。
• [2022年1月7日] - 正体判明と拉致
佐竹(松田)に呼び出され、彼が率いる「ベイサイド・サーベル」のアジトにて、その正体を知らされる。杉浦くん、趙氏の介入により戦闘状態に。彼の裏切りと、すべてが嘘であったという事実に絶望した私は、すべてのゲームを終わらせるため、彼の拘束から逃れる、その一瞬の隙を作るためだけに、やむを得ず、彼にキスをし、その隙に、自らの意志で窓からその身を投げ出した。(※注:決して、好意など1ミリたりともない)
[佐竹追記] わかっている。君が、自らの命を絶とうとすることは、プロファイリングの段階で、最悪の可能性として予測はしていた。だが、ああやって完全に俺の虚を突いてくるとはな。正直、完全に俺の計算を超えていた。結果的に、君を掴み、俺自身も落下しかけたが、それもすべて含めて、警察が介入するには十分すぎる「大事件」にはなった。皮肉なものだな。(※ちなみに、胸元のタトゥーはシールだ)
佐竹(松田)に呼び出され、彼が率いる「ベイサイド・サーベル」のアジトにて、その正体を知らされる。杉浦くん、趙氏の介入により戦闘状態に。彼の裏切りと、すべてが嘘であったという事実に絶望した私は、すべてのゲームを終わらせるため、彼の拘束から逃れる、その一瞬の隙を作るためだけに、やむを得ず、彼にキスをし、その隙に、自らの意志で窓からその身を投げ出した。(※注:決して、好意など1ミリたりともない)
[佐竹追記] わかっている。君が、自らの命を絶とうとすることは、プロファイリングの段階で、最悪の可能性として予測はしていた。だが、ああやって完全に俺の虚を突いてくるとはな。正直、完全に俺の計算を超えていた。結果的に、君を掴み、俺自身も落下しかけたが、それもすべて含めて、警察が介入するには十分すぎる「大事件」にはなった。皮肉なものだな。(※ちなみに、胸元のタトゥーはシールだ)
• [12日夜] - ホテル屋上での最終対決
行方をくらましていた佐竹(松田)から再び呼び出された私は、公安の班長である迫田氏と対峙。九十九課の存続を盾に、協力を強要される。同時に、彼らの真の目的は、この半グレ集団すらも利用した、公安による三組織壊滅計画であったことが判明。絶望的な状況の中、再度、屋上から飛び降りるという暴挙に出る。(※注:二度とやりません)
しかし、それは公安をも欺くための、佐竹(松田)による二重スパイ作戦の一環だった。彼の協力要請を受けた三組織によって地上に安全対策が敷かれており、無事保護された。
[佐竹追記] 公安は、異人町の三組織だけでなく、彼らと癒着する政治家や警察内部の人間も一網打尽にするつもりだった。だが、俺が事前に三組織のトップにすべての情報をリークしたことで、公安が潜ませていたスパイは逆にあぶり出され、計画は完全に頓挫した。結果、三組織は内部の裏切り者を一掃でき、街の秩序は、皮肉にも以前より安定することになった。
行方をくらましていた佐竹(松田)から再び呼び出された私は、公安の班長である迫田氏と対峙。九十九課の存続を盾に、協力を強要される。同時に、彼らの真の目的は、この半グレ集団すらも利用した、公安による三組織壊滅計画であったことが判明。絶望的な状況の中、再度、屋上から飛び降りるという暴挙に出る。(※注:二度とやりません)
しかし、それは公安をも欺くための、佐竹(松田)による二重スパイ作戦の一環だった。彼の協力要請を受けた三組織によって地上に安全対策が敷かれており、無事保護された。
[佐竹追記] 公安は、異人町の三組織だけでなく、彼らと癒着する政治家や警察内部の人間も一網打尽にするつもりだった。だが、俺が事前に三組織のトップにすべての情報をリークしたことで、公安が潜ませていたスパイは逆にあぶり出され、計画は完全に頓挫した。結果、三組織は内部の裏切り者を一掃でき、街の秩序は、皮肉にも以前より安定することになった。
【3. 所長・九十九による総括(代筆:未華子)】
「いやはや、今回の件は、ボクの予測を遥かに超える超絶怒涛の展開でしたな! しかし、結果として、公安という巨大な敵の介入を阻止し、さらには超優秀な元エリート捜査官を経理担当としてメンバーに加えることに成功! まさに怪我の功名、終わりよければすべてよし、ですぞ!」
……とのことです。
【4. 新規メンバーに関する所感】
[橘 未華子]
彼にしたことは、一生許せるものではないかもしれません。でも、彼が、最後に守るべきものを選び、すべてを捨ててまでこの街の平和を守ってくれたのも、また事実です。
……まあ、当分はパシリとして、こき使ってやろうと思っています。
[佐竹 幸人]
この度は、多大なるご迷惑をおかけした。償えるとは到底思っていないが、これから、横浜九十九課の一員として、そして、この街の一員として、誠心誠意、職務を全うする所存だ。
……あと、未華子。俺は、お前のパシリになるために、ここにいるんじゃない。
[九十九 誠一]
↑まあまあ、お二人とも。これから長い付き合いになるのですから、仲良くですぞ!
[杉浦 文也]
一連の騒動で、お気に入りのスニーカーが一足ダメになったんだけど。請求書、どこに回せばいい? 経理担当さん。
以上。
