雨宿りDIARY Ⅱ
性自認、性的志向(長文です)
2025/11/05 19:59日常
波箱に絵文字連打ありがとうございます😊🙏✨いつも励みになってます🍀また絵文字ぽいぽいしてくれると嬉しいです☺️宜しくお願いいたします🙇♀️
さて、今日のお題。
性自認、性的志向について。昨日読んだ川野芽生の「AはアセクシュアルのA」を読んでちょっと色々考えたので、頭の中の整理がてら書きます。私の恋愛のあれこれを書いてるので、見たくない人はここでブラウザバックしてくださいませ。見たあとの苦情は受け付けないので、あしからず。
☂️☂️☂️
私の性自認は女性である。生物学的な性とこれは一致しています。でもたまに「女装したい」「ドラァグ・クイーンになりたい」と謎のことを思ったりします。それは単に性別に囚われたくないっていう思いのせいかもしれません。今は自分の身体的な性別は受け入れてるし、生活する上ではさほど困ってないなので、女性なのでしょう、一応。坊主頭でもね。
でも、昔は男になりたかった時がありました。男性になって女性を愛したいとか、身体的な性別に違和感があるとかそういうものではなくて、女性に課せられたある種の呪いから解放されたかったから。
「女性なら家事をするべき」「女が4年制大学にいくのは生意気だ」「女の子なんだから〜」と言われて育ったので、とにかく「女性であること」が苦痛だった。なんで女性であることだけで、そこまで言われなくちゃならんのだ?という環境にいたので、気楽(そうに見える)弟達が羨ましかった。家事の強制もなかったしね。所謂女子達が集団になってつるんでいる、というのも苦手だった。まあこれは考えてみたら、私も友達とつるんでたから、女子の集団ではあったのですが。
それと、やっぱり性的な暴力に遭ったという経験もデカイ。痴漢にもあったし、実の男親から毎日セクハラ発言されてたし、異父兄弟の兄からの性的虐待(というかほぼレイプ)が「女性であること」のトラウマを植え付けたのは間違いない。こんなことが12歳の頃にあったんだから、そりゃ色々歪みますわ。未だに兄のことは許してないし、父親のこともふざけんな!クソッタレ!くらいには思ってます。痴漢野郎も絶許。まあ、それは横におくとして。
そんなふうだったので、男になりたかった。14〜15歳くらいの時からほぼスカート履かなくなったし、服も男物ばっかり着てました。髪の毛もばっさり切って。身長も高い方だから(165cmある)良く男に間違えられてたけど、それで良かったんだよね、あの時は。ちょっと安心してたっていうか。躰は変えられないけど、少しだけ男になれたような気がして。
で。
そうすると何が起きたかというと、今度は同性から告白されるようになりました。異性からは全くモテなかったのに、同性からの受けが良くなった。4人くらいいたかなあ。まあそれは10代にありがちな気の迷いもあっただろうし、もしかしたら彼女達も「女性であること」に傷付いて、その結果「同性の方が安全」と思ったのかもしれない。
告白されても断ったけどね、その時は。当時は同性が恋愛対象としては全然考えてなかったので。異性に恋愛感情は持ってたから。こんな私でも。
そんで。
大人になっても「女性であること」の生きづらさは変わらなくて、寧ろ「なんでやねん!?」ってことが増えました。全然興味のない人から告白されるとかね。「早く結婚しろ」「早くしないと子供産めないよ?子供産まないと婦人病になるよ?」「誰か良い人いないの?」とかも親戚から言われたり。あと「恋人いない人は人格的に問題がある」「結婚してない人はおかしい」という通俗的な考えにも若い頃には随分苦しめられました。今は昔に比べてその辺も少し和らいできたかなって感じてますが。
恋人の有無、結婚する/しない、子供を持つ/持たないは他人がとやかく口を出す問題じゃない。だから私は昔から恋愛の話とか人とはしません。相手が聞いて欲しいなら全然聞くけど、こちらから「どうよ?」とは尋ねませんでした。だってすっごい失礼だし、余計なお世話だから。私も自分の恋愛について話すのが苦手だし。そういうのは極力秘密にしておきたい。もし、これから結婚することがあったとして、親とかには絶対言いたくない。付き合ってる人ができても同じく。なぜなら何かしら口出されることが分かってるから。母親も毒親なので、私の幸せをぶち壊すのが得意なのです。言ってもいいのは親友だけかな。
まあそんな感じだったのもあって、私は完全な(?)ヘテロじゃなくなるのは時間の問題でしたね。

何となく気になって簡易的なテストをしてみたけど、結果はやっぱりな〜という感じ。
実際に過去に同性の恋人がいたし、肉体関係もばっちりありました(生々しくてごめん)。
過去の出来事により私は男性不信というか、怖いのかもしれない。友達という関係だったら平気だけど、それを超えてこられると無理。怖い。近寄るなクソが!とか思ってしまう。でも同性なら平気なんだよね。同性から「好きです、付き合ってください」とか言われたら「前向きに検討するね」と言える。あと同性の前の方がリラックスしていられるのも大きい。変に取り繕わなくていいと言うか……。振り返ってみると同性に恋愛的なトキメキを覚える方が多かったかも。
なんだろう、男性に対して何も期待してない、絶望してるのかもしれない。男性の恋人がいたこともあったけど、違和感はあったよね。性的なことも別に楽しくなかったし(生々しくてすまん)。
元彼に「家庭的なところが好き」と言われて私は別れる決意をした女です。家庭的ってなんやねん。私はあんたのオカンちゃうわ!
そしてバレンタインの日に「別れたいです」と言いました。ちゃんと別れられて良かった。
「AはアセクシュアルのA」でも書いたけど、男女2人でいると何でもかんでも恋愛に収斂しようとする同調圧力も嫌だ。恋愛至上主義な世の中もクソ(口が悪くてすいません)。
ただの友達付き合いのつもりでいたのに異性から恋愛感情向けられるのも、嫌すぎる。ゲロ吐きそう(口悪くてすいません、その2)。
私が結婚したくないのも、子供を持ちたいと思わないのも、自分がまともな親になれると思ってないから。家庭や家族というものに良い思い出がないから。
家族や家庭は私にとって逃げ出せない檻であり、強制収容所だった。そこにいる限り、永遠に搾取され続ける。だから結婚したくないし、子供もいらない。恋愛もしたくない。
そういうことを言うと「やってみないと分からない」とか「良い人と出会ってないだけ」とか言い出す輩がいるんだよなあ。いや、嫌だって言うてますやん。
……というのを、人に説明しても一生理解されないんだろうなあと思っているので、黙ってます。とか言いながらここに書いるけど。
ここまできたらもう別に理解されなくて良いけどさ。てか簡単に理解されるのも腹立つ(捻くれてるなあ)。
私はそうやって思って生きているわけだけど、じゃあ二次創作のBLとかはどうなんだって言われそうだけど、あれは全部妄想だから……寧ろ私が世間一般的な考えで恋愛できないからこそ書いてる部分もあるのかもなって思ったりして。まあ本当に創作物はフィクションだし、妄想だから、そこまで深い意味はないけどね。
さて、今日のお題。
性自認、性的志向について。昨日読んだ川野芽生の「AはアセクシュアルのA」を読んでちょっと色々考えたので、頭の中の整理がてら書きます。私の恋愛のあれこれを書いてるので、見たくない人はここでブラウザバックしてくださいませ。見たあとの苦情は受け付けないので、あしからず。
☂️☂️☂️
私の性自認は女性である。生物学的な性とこれは一致しています。でもたまに「女装したい」「ドラァグ・クイーンになりたい」と謎のことを思ったりします。それは単に性別に囚われたくないっていう思いのせいかもしれません。今は自分の身体的な性別は受け入れてるし、生活する上ではさほど困ってないなので、女性なのでしょう、一応。坊主頭でもね。
でも、昔は男になりたかった時がありました。男性になって女性を愛したいとか、身体的な性別に違和感があるとかそういうものではなくて、女性に課せられたある種の呪いから解放されたかったから。
「女性なら家事をするべき」「女が4年制大学にいくのは生意気だ」「女の子なんだから〜」と言われて育ったので、とにかく「女性であること」が苦痛だった。なんで女性であることだけで、そこまで言われなくちゃならんのだ?という環境にいたので、気楽(そうに見える)弟達が羨ましかった。家事の強制もなかったしね。所謂女子達が集団になってつるんでいる、というのも苦手だった。まあこれは考えてみたら、私も友達とつるんでたから、女子の集団ではあったのですが。
それと、やっぱり性的な暴力に遭ったという経験もデカイ。痴漢にもあったし、実の男親から毎日セクハラ発言されてたし、異父兄弟の兄からの性的虐待(というかほぼレイプ)が「女性であること」のトラウマを植え付けたのは間違いない。こんなことが12歳の頃にあったんだから、そりゃ色々歪みますわ。未だに兄のことは許してないし、父親のこともふざけんな!クソッタレ!くらいには思ってます。痴漢野郎も絶許。まあ、それは横におくとして。
そんなふうだったので、男になりたかった。14〜15歳くらいの時からほぼスカート履かなくなったし、服も男物ばっかり着てました。髪の毛もばっさり切って。身長も高い方だから(165cmある)良く男に間違えられてたけど、それで良かったんだよね、あの時は。ちょっと安心してたっていうか。躰は変えられないけど、少しだけ男になれたような気がして。
で。
そうすると何が起きたかというと、今度は同性から告白されるようになりました。異性からは全くモテなかったのに、同性からの受けが良くなった。4人くらいいたかなあ。まあそれは10代にありがちな気の迷いもあっただろうし、もしかしたら彼女達も「女性であること」に傷付いて、その結果「同性の方が安全」と思ったのかもしれない。
告白されても断ったけどね、その時は。当時は同性が恋愛対象としては全然考えてなかったので。異性に恋愛感情は持ってたから。こんな私でも。
そんで。
大人になっても「女性であること」の生きづらさは変わらなくて、寧ろ「なんでやねん!?」ってことが増えました。全然興味のない人から告白されるとかね。「早く結婚しろ」「早くしないと子供産めないよ?子供産まないと婦人病になるよ?」「誰か良い人いないの?」とかも親戚から言われたり。あと「恋人いない人は人格的に問題がある」「結婚してない人はおかしい」という通俗的な考えにも若い頃には随分苦しめられました。今は昔に比べてその辺も少し和らいできたかなって感じてますが。
恋人の有無、結婚する/しない、子供を持つ/持たないは他人がとやかく口を出す問題じゃない。だから私は昔から恋愛の話とか人とはしません。相手が聞いて欲しいなら全然聞くけど、こちらから「どうよ?」とは尋ねませんでした。だってすっごい失礼だし、余計なお世話だから。私も自分の恋愛について話すのが苦手だし。そういうのは極力秘密にしておきたい。もし、これから結婚することがあったとして、親とかには絶対言いたくない。付き合ってる人ができても同じく。なぜなら何かしら口出されることが分かってるから。母親も毒親なので、私の幸せをぶち壊すのが得意なのです。言ってもいいのは親友だけかな。
まあそんな感じだったのもあって、私は完全な(?)ヘテロじゃなくなるのは時間の問題でしたね。

何となく気になって簡易的なテストをしてみたけど、結果はやっぱりな〜という感じ。
実際に過去に同性の恋人がいたし、肉体関係もばっちりありました(生々しくてごめん)。
過去の出来事により私は男性不信というか、怖いのかもしれない。友達という関係だったら平気だけど、それを超えてこられると無理。怖い。近寄るなクソが!とか思ってしまう。でも同性なら平気なんだよね。同性から「好きです、付き合ってください」とか言われたら「前向きに検討するね」と言える。あと同性の前の方がリラックスしていられるのも大きい。変に取り繕わなくていいと言うか……。振り返ってみると同性に恋愛的なトキメキを覚える方が多かったかも。
なんだろう、男性に対して何も期待してない、絶望してるのかもしれない。男性の恋人がいたこともあったけど、違和感はあったよね。性的なことも別に楽しくなかったし(生々しくてすまん)。
元彼に「家庭的なところが好き」と言われて私は別れる決意をした女です。家庭的ってなんやねん。私はあんたのオカンちゃうわ!
そしてバレンタインの日に「別れたいです」と言いました。ちゃんと別れられて良かった。
「AはアセクシュアルのA」でも書いたけど、男女2人でいると何でもかんでも恋愛に収斂しようとする同調圧力も嫌だ。恋愛至上主義な世の中もクソ(口が悪くてすいません)。
ただの友達付き合いのつもりでいたのに異性から恋愛感情向けられるのも、嫌すぎる。ゲロ吐きそう(口悪くてすいません、その2)。
私が結婚したくないのも、子供を持ちたいと思わないのも、自分がまともな親になれると思ってないから。家庭や家族というものに良い思い出がないから。
家族や家庭は私にとって逃げ出せない檻であり、強制収容所だった。そこにいる限り、永遠に搾取され続ける。だから結婚したくないし、子供もいらない。恋愛もしたくない。
そういうことを言うと「やってみないと分からない」とか「良い人と出会ってないだけ」とか言い出す輩がいるんだよなあ。いや、嫌だって言うてますやん。
……というのを、人に説明しても一生理解されないんだろうなあと思っているので、黙ってます。とか言いながらここに書いるけど。
ここまできたらもう別に理解されなくて良いけどさ。てか簡単に理解されるのも腹立つ(捻くれてるなあ)。
私はそうやって思って生きているわけだけど、じゃあ二次創作のBLとかはどうなんだって言われそうだけど、あれは全部妄想だから……寧ろ私が世間一般的な考えで恋愛できないからこそ書いてる部分もあるのかもなって思ったりして。まあ本当に創作物はフィクションだし、妄想だから、そこまで深い意味はないけどね。