読書記録
「遅読」のすすめ/齋藤孝
2025/07/09 16:25新書

「遅読」のすすめ/齋藤孝/SB新書
タイパ・コスパが重要視される現代において、ゆっくり味わって本を読む意味と価値を説いた本。
遅読は散歩や徒歩でいく遠足と同じで、ゆっくり読むことで細かな表現や著者の息遣いを感じ、また自分のことと引き付けて読むことも可能にし、そうすることでより本の理解度を高めることができる。特に小説や哲学書はゆっくりと読むのが良い。逆に速読に向いているのは情報を得るための読書で、代表的なのは新書やビジネス書。
たくさん読みたい本があるので小説でもなんでも速く読みたい!とつい思ってしまうけれど、読書の良さはゆっくりと自分の好きなペースで進めていけるところ。速く得て身につけようとしたものはそれと同じ速さで忘れていく、という著者の言葉に深く同意。私も読んだけれど忘れてしまった本も多い。
読書は量より質、ということを思い出させてくれた良書。遅読に向いている本のリストつき。
せっかく読書するのだから、これからはじっくりゆっくり味わって本を読みたい。
