読書記録

左近の桜/長野まゆみ

2025/02/25 12:59
日本文学
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左近の桜/長野まゆみ/角川文庫

お友達のお勧めで読みました。久し振りに長野作品を読んで懐かしく感じました。
逢い引き旅館「左近」の息子である桜蔵が主人公の連作短編集。彼は妖しいものに好かれて意図せず男を「拾ってしまう」体質(性質)で毎回夢現のあわいを彷徨う。
現実から離れた世界は長野ワールド全開。妖しいまでに美しく耽美な夢幻の描写は泉鏡花を思わせる(昔本人も鏡花について語っていたので確実に影響を受けていると思う)。
本作は三部作のようなので、また続きを読みたい。

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