読書記録
ブラジル文学傑作短篇集/アニーバル・マシャード 他
2026/10/01 18:01海外文学

ブラジル文学傑作短篇集/アニーバル・マシャード 他
本書はブラジル独立200周年を記念とした文化プロジェクトの一環として翻訳出版されたもの。
6人の作家による12編の短篇集。
遠い国であるブラジル文学がどんなものなのか興味を持って手に取った。
ブラジルらしい、サッカーやカーニバルを題材にした作品もあれば、少し不気味な幻想小説的な作品も。お国柄が変わってもそこにある愛憎や貧困、情熱は変わらない。
シングルマザーと幼い女の子の生活を描いたアニーバル・マシャードの「タチという名の少女」、別れた夫との家で「あの時のまま」暮らす女性が元夫と偶然再会するジョズエ・モンテロの「あるクリスマス・イヴに」、悪魔と契約したと囁かれる男の三代記ハウケ・ジ・ケイロスの「白い丘の家」がお気に入り。