読書記録

パラケルススの薔薇/ボルヘス

2026/02/23 16:46
海外文学
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パラケルススの薔薇/ボルヘス

この巻は編集者が独自で「バベルの図書館」に加えたもの。表題作他「一九八三年八月二十五日」「青い虎」「疲れた男のユートピア」、インタビュー「等身大のボルヘス」を収録。
どれも円で閉じるような構造になっており、それが寓話のように見せている。生と死が合わせ鏡になったような構造は短いながらも1つの宇宙となって広がっている。
「いかなる霊界も存在しないと確信していますし、そんなものの存在はむしろお断りです。私は身も心も滅びたいと願っています。死後に他人が私を記憶しているという考えすら気に入りません。死んで、私自身を忘れ、他人からも忘れられることを私は望んでいます。」
彼のインタビューの中にあったこの言葉が印象的。

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