雨宿りdiary
買った本と寺山修司
2024/11/26 13:07雑記購入品
Amazonで買った本が届きました。
書楼弔堂 霜夜/京極夏彦
畸形のシンボリズム/寺山修司
「書楼弔堂」シリーズは最終巻とのことで少し寂しい気もしますが読むのが楽しみです。
寺山修司の「畸形のシンボリズム」はXで見かけて面白そうなので買いました。寺山修司は多作だし仕事の幅が広いので全部は追えてないけれど好きな作家です。彼の作風は土着的な血の匂いを感じます。
寺山修司との出会いは角川文庫から出ている「寺山修司少女詩集」。読んで一発で好きになりました。甘い感傷的な詩集で度々読み返しています。
歌集やエッセイの「書を捨てよ、町へ出よう」「家出のすゝめ」「自殺学入門」「青女論」「幸福論」「誰か故郷を想わざる」「幻想図書館」「さかさま恋愛講座」小説「あゝ荒野」、戯曲「毛皮のマリー」など色々読んでいますが、寺山修司ワールドの表現に一番向いているのは映像なんじゃないかなって映画の「田園に死す」を見て思いました。
文章(小説)の場合、何事にも説明が必要だけれど、映像の場合あんまりそれがなくても成立してしまう。やり過ぎると意味不明で破綻しちゃうけど、でもある程度は受け手に投げっぱなしで良い。「田園に死す」は象徴的、暗示的、隠喩的なシーンの連続でどう解釈したら良いのか戸惑うけど、でも見てて飽きないし、面白い。ラストシーン(エンドロール)なんかも凄い。私は寺山修司を常々言葉の魔術師だと思っていますが、映像の奇術師でもあるのだなと思いました。
最近お友達のサイトの方で「草迷宮」もお勧め映画として教えて貰ったのでそのうち見てみようと思っています。
寺山修司や澁澤龍彦の本を読んでいて思うのが、私も彼等と同じ時代に生きてみたかったなと思ったり。特に60年代はアヴァンギャルドな時代だったよなと。
書楼弔堂 霜夜/京極夏彦
畸形のシンボリズム/寺山修司
「書楼弔堂」シリーズは最終巻とのことで少し寂しい気もしますが読むのが楽しみです。
寺山修司の「畸形のシンボリズム」はXで見かけて面白そうなので買いました。寺山修司は多作だし仕事の幅が広いので全部は追えてないけれど好きな作家です。彼の作風は土着的な血の匂いを感じます。
寺山修司との出会いは角川文庫から出ている「寺山修司少女詩集」。読んで一発で好きになりました。甘い感傷的な詩集で度々読み返しています。
歌集やエッセイの「書を捨てよ、町へ出よう」「家出のすゝめ」「自殺学入門」「青女論」「幸福論」「誰か故郷を想わざる」「幻想図書館」「さかさま恋愛講座」小説「あゝ荒野」、戯曲「毛皮のマリー」など色々読んでいますが、寺山修司ワールドの表現に一番向いているのは映像なんじゃないかなって映画の「田園に死す」を見て思いました。
文章(小説)の場合、何事にも説明が必要だけれど、映像の場合あんまりそれがなくても成立してしまう。やり過ぎると意味不明で破綻しちゃうけど、でもある程度は受け手に投げっぱなしで良い。「田園に死す」は象徴的、暗示的、隠喩的なシーンの連続でどう解釈したら良いのか戸惑うけど、でも見てて飽きないし、面白い。ラストシーン(エンドロール)なんかも凄い。私は寺山修司を常々言葉の魔術師だと思っていますが、映像の奇術師でもあるのだなと思いました。
最近お友達のサイトの方で「草迷宮」もお勧め映画として教えて貰ったのでそのうち見てみようと思っています。
寺山修司や澁澤龍彦の本を読んでいて思うのが、私も彼等と同じ時代に生きてみたかったなと思ったり。特に60年代はアヴァンギャルドな時代だったよなと。
追記
いつも訪問ありがとうございます。スキもポチポチ頂けてとても嬉しいです☺️🙏✨宜しければお気軽にコメントを書き込んでください🍀また作品への感想もくださると嬉しいです🥰💕どうぞ宜しくお願いいたします🙇♀️
コメント
- 決 (非ログイン)2024/11/29 15:17
前の記事へのコメント失礼します💦
寺山修司は良いですよね!作品が多岐に渡るので私も一部しか把握していないですが好きです!
私は特に「さかさま文学史 黒髪編」が好きで読み返していたのですが、解説に
「寺山の年譜を見ると、俳句から短歌にそして劇作家兼劇団の主宰者となり、映画も作った。(中略)だがまるで生き急ぐような姿ではないか。ここには、あの「悪い夢」へのひたすらに取り返しのつかなくなることを怖れる痛ましさがある」
と見て当時は思わなかったのですが、今改めて見ると人生の焦りみたいなのが作風に漂っている気がしました。
観る時期によって考えが変わるのも本や映画等の”作品”の良さですよね…![ 返信する ]