STORY
あまねく願いをこの
重なる
全ては
***
美しいと言われていた
しかし“その世”は色褪せていた
固く閉ざされし門を
“彼”だけは開こうとしていた
はじまりの詩
何も知らなかった
この世界は変わっているなんて
引き裂かれた二人は君主となり
力の限り繁栄へ導くだろう
ただ……心に秘める想いは
貴方に伝わることない……
Wind story
世界の均衡が崩れしとき
出会いは偶然じゃない
必要だから会わせてもらってるんだ
Change diary
過去、未来、そして今
変えたいと願ったことがあるだろう
変音の者たちは貴方の願いを
叶えにいきます
自分の身を代償に……
シャルトナの旋律
里見
それはソルトニア王国の治安を守り
民を助ける風導士の最高職
軍の狗とも呼ばれる彼らは
国の治安を護ります
かざみどり
怪盗コガラシの犯行予告
奴の足取りは全く掴めず事件は難航していた
偶然なのか……再開した恩人は
事件を大きく動かしていく
短き風に起こる奇跡
長き風を得て願う
託した希望に“和”の名を授け
民の心の行き処の道標となる
“輝き”を放つと彼女は言った
アパラチナの鍵
最後の手段は風を重ね作り上げてた
それはもう使うことは無いだろうと
創造神は思っていた
五代目の風の神子の覚醒と不思議な少女
重ねる
輝きの和音
あれから数年
“世界”は根本から変わった
“願い”を使うことがなかった
青年の夢と引き換えに
次の月が満ちるまで「幸せ」を与えた神様がいた