あふれてる。
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大乱闘のし過ぎですっかり遅くなってしまった
急いでやってきたのは食堂
明日の献立を考える為です
調理室と食堂を行ったり来たりして作れそうな物を考える
眠いし遅いしで、もうこれでいいやと半ば適当だが
なんとか近くにあった紙にメニューを書き終えた
「ちょっとメニュー少ないかなぁ…」
そう分かっていても、眠いのは眠い
テーブルの上に伏せて、メニューの紙を眺めた
それにしてもさっきの大乱闘は楽しかったなぁ
プリン達も一緒だったけど
昼ではないので何時もと違うメンバーと戦ったわけです
それがもう新鮮で新鮮で…
8人乱闘で、互いに珍しい者同士ですから
誰が勝つか分からないような状態、一方的みたいのが無くて久しぶりに心から楽しめた大乱闘でした
それよりも何よりも
あの憧れであるロイとあんなに長く一緒に居られるとは…
あたしはそれだけで満足です
朝はどうせご飯を作りに来るから此処で寝る事にします
メニューを書きなぐった紙の他に、使わなかった紙がある
寝落ちするまでここに落書きをしようと、そこに色んな落書きを書いた
そりゃぁ勿論プリンとファルコのツンデレ絵とか
サムスとファルコンのツンデレ絵とか…
真面目な感じじゃなくてポップな感じで描いたんですけど、内容は内容だ。
…こんなの見られたら怒られそうなんですけど。
まだスペースが空いているので
じゃぁ今度は真面目にロイを書いてみようと思いついた
ポップな感じじゃなくて、真面目にです。
大好きなのでめっちゃカッコよく描いてやります。
そう意気込んだら、だいぶ目が覚めてしまった
ちゃんとポーズも考えて、アタリを書いて、ざっくり書き込んでいく
途中からロイだって分かる様になって
その時からその落書きがあまりにもカッコ良くて、ニヤニヤが止まらなくなってしまった
…こんなの知られたら皆に気持ち悪がられるぞ、あたし。
一応完成させたその落書きの近くに
正直に「カッコ良過ぎる(笑)」とコメントも書き込む
とりあえずこれは隠し持っておこう
プリン等の落書きは見られようが構わないけど
これはちょっと隠しておいた方が良いな
そう丁寧に紙を折って胸ポケットにしまった
まだ紙は余っているので、このプリン達の流れに乗って色んなプレイヤー達の落書きでも…
伏せた様な状態で落書きをしていた所、気付いたら寝落ちしてしまった
「ユズさん、大丈夫ですか?」
誰かに呼ばれて目を覚ます
あぁ寝落ちしてしまったんだと目を開くと
目の前で覗き込んでいたのはヨッシーだった
身体を起こして伸びをすると、ヨッシーは床に手を伸ばした
「これ落としましたよ?」
「ん?」
「ユズさんに掛かってました」
ヨッシーの手にあったのは、なんか見た事がある気がする男物の服
これは、誰かあたしが寝落ちしている間にかけてくれたんだろうな
ありがたいわー、優しい人も居るものだな
「誰がかけたんですかね? とっても良い匂いがしますけど」
「分からないなぁ、あたし完全に寝落ちしてしまってたから」
とりあえずヨッシーから洋服を受け取る
誰のか分からないけど、とりあえず洗って綺麗にしておこう
返す時にぐちゃぐちゃだと悪いし
ヨッシーの話だとさっきまで何人かで大乱闘していたそうだ
お開きになった後、お腹が空いたからまず調理室のおやつを食べた後
寝落ちしてたあたしに話しかけたらしい
「そうかそうか、あたしよりご飯か。」
「えぇ、余りにもお腹が空いていたので。
…あぁ後、一つ思い出しました」
「何?」
「その洋服はロイさんのですね」
「えっ…!」
「匂いが覚えあるなーって、大乱闘した時でした。
人それぞれで匂いがありますが、ロイさんの匂いが一番美味しそうでしたねぇ…」
…人を食べ物として見てるのかい。
いやいや、それよりもその話が本当ならば
これはロイの服で、ロイがあたしにかけてくれたの…!?
驚いた表情をしていたのだろう
「そこまで驚きますか?」とヨッシーは首を傾げていた
「あぁ言われてみれば、皆で大乱闘してる途中でロイさんはいったん席を外していました。帰ってきたら薄着になっていたのはきっとそれですね。」
「そうなんだ…」
じゃぁこれはちゃんとアイロンもかけてから返そう。
ヨッシーにはここで寝るんだーっとお別れ。
流石にこの服を枕だの掛布団だのに出来ないので、適当に畳んでテーブルの上に置く
その後さっきみたいに伏せた体勢になって目を瞑った
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