ハシゴ事件
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あたし、フォックス、ファルコ、ウルフ
今回はこのメンバーで大乱闘
正直、この人達に勝てる自信が無いので
あたしは適切な距離を取って、今回がゼロサムねぇさんスタイルなので
パラライザーを飛ばして牽制
…してるんですが、3人はリフレクターが使えますから意味無い…
ファルコに限ってはリフレクター器を蹴飛ばしてきますから
それをぶつけられるオマケつき…
そしてその謙虚な行動はむしろ3人に気に入られなかった様です。
今回は前に子ども達が適当に作ったカスタムステージで戦ってます
故にかなりぐちゃぐちゃなステージです
ジャンプ力ならファルコにも負けない気がしますから
楽々ステージ中を逃げ回る事にしました…
だって3人に勝てるなんて思ってないですから…
「おいてめぇ!逃げてねぇで戦え!」
「えぇ…、絶対負けるじゃん…」
いや…、最初は3人で戦って消耗してるから
もしかしたら勝てる様な奇跡が起きるかもしれないけど…、自信が無い。
縦の移動ならあっという間に鳥が来る。
横の移動ならあっという間に狐が来る。
狼さんはちょっと歳を取っているのか、無理はしないようだ…
…口が裂けてもそんな事は口にしませんが。
でもあたしは縦も横も素早い!軽々!
さすがだぜ、サムねぇさん!
「ん?あれは…?」
ステージの中で一番高い足場に乗ってふと気が付くと
遠くに縦に長く伸びた階段を発見
階段か…。
確か子ども達は「階段も入れよう!」って繋げてたな~…
という事でピョンピョン跳ねてその階段に向かった
「ちっ…、ちょこまか動きやがって…」
「…。」
そう舌打ちするファルコですが
どっちかというと、ちょこまかってのはフォックスの方がそうだと思った
階段の元に到着
上を見ると、そう長くも無く短くも無い長さ
上に足場があるんだけど、この階段を使わないと届かないという高さでもないし。
まぁ、ただの飾りだろうな
「待て~!ちゃんと戦え~!」
「うわっ!早い狐が来た」
圧倒的に他の2人に差をつけて駆け寄って来た狐に驚いて
急いで梯子を登る…
「うわっ、登るのかよ」
「吃驚したよ…、あんた足早過ぎだよ…」
階段を登りながら下の様子を見るとファルコとウルフも到着したようです。
「面倒臭い奴だな、さっさと降りてこいよ~」
「…。」
そうブラスターを此方に向けるファルコとそれを押えるフォックス
フォックスは良い人。
それにしても、降りてくるのを期待するんじゃなくて
自分も登って攻撃するという能は無いのか。
3人は下で待機している。
ついついそれが面白くて笑った
「あははは」
「…あいつ、何笑ってんだ。」
「さぁ…?」
顔を合わせるフォックスとファルコ…
そして何も言わずに2人は梯子を上り始めた
「ぎゃぁ!?」
急に凄い速さで登り始めた2人に再びビックリ
そして勢い余って手を離して足を滑らせた
「!」
「うおっ!?」
「どうした?」
先に登ってきていたフォックスは
上から降ってくるユズにビックリして登るのを止める
ユズが見えないファルコはフォックスに事情説明を求める
それと同時にフォックスに激突したユズ
3人は梯子から落下した
『がっ!』
足場に軽く激突したフォックスとファルコ
「フォックス、早く退け…」
「あ、あぁスマン…」
フォックスは急いで退いて立ち上がる
下に居たファルコも立ち上がる
そしてその2人は同時にある光景を目にした
「…」
「…」
普通に立っているウルフ、それだけならば彼らは納得出来る。
しかしそのウルフの腕にはユズ
俗に言うお姫様抱っこ状態の2人が居た
「ウ、ウルフ…、ありがとう…」
「あぁ?てめぇが勝手に落ちてきたんだろうが」
「でも…」
正直、嬉しいです。
何が嬉しいかと言われると
まずお姫様だっこが体験出来たのがまず1つ
しかもサムねぇさんスタイルなのでウルフには全く負担をかけてない。素晴しい。
そして何と言っても、相手がウルフって所が良い。
彼はカッコいいんだ!
眩しくて見れないくらい。
「嬉しいから、暫くこのまま…」
「…勝手にしろ」
「重くない?」
「重くねぇよ…」
「…。」
…サンキュー!サムねぇさん!
サムねぇさんのお陰で幸せな時間が送れそうです。
つい調子に乗ってウルフの方に寄りかかる
…でも彼は抵抗しない
こんな幸せ、他にあるわけが無い!
ウキウキしながらふと、あの2人の方を見ると彼らの姿は無い
その代わりにランドマスターが2機…
「何でだ!?最後の切り札は2つ出ないはず!」
「うるせぇ!本物呼び寄せたんだよ!」
「嘘!?本物のランドマスター?」
軽く反則入ってますよね!?
「撃てー!」
「えぇっ!?フォックスそういうキャラじゃないよね!?」
ウルフの腕から飛び降りる
「ウルフ…!危ないから逃げないと…!」
「…」
ウルフの様子を確認すると、何故かウルフの身体も光っている…
「こいつで遊んでやるぜ!」
「えぇ!?ウルフも?!何でだ?!」
「ハッ!こんなんでキレるたぁ、てめぇらも餓鬼だな!」
「うるせぇ!痒過ぎて目も当てられねぇ!」
「場所を考えろよ!スマブラに「お姫様抱っこ」ってコマンドは無いだろ!」
「…」
あたしは遠くに離れてランドマスター大戦を観覧…
前にウルフが「フォックス達のランドマスターを見て
自分用のより高性能のランドマスターを造った」と言っていたなぁ…
それ故にか、ちゃんと2対1で成り立っている戦い…
さすがウルフ…
狐さん鳥さんには悪いけど、やはりあたしは狼さんが良いな。
全く大戦を止めない3人を無視して
ステージ端の高い場所で座りながら時間が切れるのを待つユズだった
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