それぞれの好みと言う事で
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メンズ雑誌を読んでいるウルフを発見
そして先程までプリンやネス他
ヤンガーズと戯れていた時に話していた事を思い出した
「…なにしてんだてめぇ」
「…」
邪魔するつもりはなかったので声をかけないままウルフの頭を撫でる
…素晴らしいモヒカンだ。
いや、問題はそうじゃない
頭を撫でた結果
効果はあまり無い様だ
という事で今度は耳の後ろあたりをわしゃわしゃかいてみる
「なにしてんだ」
「…」
まるで嫌がってるかの様にウルフの耳がブルブル動く
つまりまぁ、よろしく思ってない。
という事で今度は鼻の上あたりを撫でてみる
流石にこれは腕を掴まれた
「さっきからなんだ!何か用か!」
「用は無いよ」
「だったらちょっかい出すのを止めろ」
そう怒鳴られると腕を離され解放された
という事で今度は顎の下あたりをわしゃわしゃしようと手を運ぶと
その前に腕を掴まれた…
「てめぇは俺様を怒らせたいのか!?」
「まさか、引き裂かれたくないし」
「じゃあ何の用だ!さっさと言え!」
「話すと長くなる」
そして有無を言わさずこの行動の説明をしてあげる事にしました
あたしがこんな事をした理由は
まずヤンガーズと遊んでいた時まで遡ります
その時にネスが子犬と戯れてた事の話をしてました
ネスは子犬が余りにも可愛くてずっと撫でたりしてたというのを聞いて
あたしは「そう言えば犬とかって何処撫でると喜ぶんだろう?」とネスに聞いた所
どうやらそれはその犬次第らしい
「という事でウルフは何処が良いのか探そうと思った」
「…」
正直に説明すると腕を放してくれました
…しかしウルフは不機嫌そうだ
「そこら辺の犬っころと同じにするんじゃねー」
「ピカチュウは顎下が好きだって」
「知るか」
「そうか~…」
じゃあ仕方ないな~
一番犬に近いと思ったからウルフにしたんですが
こんな暴犬、あたしには取り扱えないので止めましょう
他にもっと素直で良さそうな方がいますからそちらの方で試してみよう
「フォックス、可愛い」
「…」
中庭で暇そうにしていたフォックスを発見
事情を説明してから顔のいたるところをわしゃわしゃと撫でてあげると
目を瞑って黙っているフォックス
尻尾も振って、可愛いに決まっているじゃないですか!
彼も、彼で動物ですね…
「フォックスは何処が嬉しい?ピカチュウは顎下が良いらしいけど」
「えぇ?、そうだな~…、首かな~…」
「そうかそうか~」
今日の夕ご飯はフォックスの好きな物にしよう。うん。
この人は素直でよろしい、本当に。
フォックスにお礼を言って中庭を後にする
部屋を出た瞬間、何者かに頭を捕まれた
「うわっ?なんだ?!」
「おい」
「!、ウルフ…、どうしたの…」
その状態のまま、中庭から離れる様に連れて行かれた
「なんであの狐なんだ。」
「は?」
階段付近で頭の手が離れるとウルフはそう言った
まぁつまり、あのわしゃわしゃを何でフォックスにしてるのかという事でしょうか?
「あの擦るやつですかね?」
「あぁ」
「いや、別に…、誰にやっても良いでしょう…」
言ってしまえば
ルイージにも、ファルコンにも、スネークにも、ゲームウォッチにも
誰にわしゃわしゃしても、あたしの勝手でしょう
「そうだな…、それはお前の勝手だが…、…なんかイライラする」
「そんな事言われても…」
多分、あのわしゃわしゃの相手がフォックスだから気に入らないんだろうなぁ…
ウルフは何かとフォックスを敵にしようとするから…
まだドンキーとかだったら目を瞑れたんだろうけど
「ウルフがわしゃわしゃを嫌がるから
代わりにフォックスにしたんですよ…」
「だからそれがきn…
「だったらウルフだってわしゃわしゃさせてくれたって良いじゃない!」
「…」
思い切って言ってみると、ウルフは黙り込んだ
「分かったよ!気の済むまでわしゃわしゃすりゃいいだろうが」
ウルフはそう言い放つとドカンと階段に座り込んだ
「…。」
そんな事を言われても、なんだその態度…
ツンデレか…。
「…お前等何してんだ」
「…」
「!」
階段で黙り込むウルフの頭をわしゃわしゃ撫でていると
丁度そこを通りかかるフォックス…
なんか異様な光景を見たかのような表情で此方を見ている
「見せモンじゃねぇ!消えろ!」
「そんなに怒らなくても…」
「そう言われても、俺は上に行きたいだけど…」
「じゃぁさっさと通れ」
ウルフはそう言うと端の方へ移った
最後まで驚き半分、疑問半分の眼差しであたし達を見ていたフォックスさんは
何にも言わずに上の階へ登っていった
相変わらず黙ってあたしのわしゃわしゃを受けているウルフ…
何にも言わないから良い悪いがさっぱり分かりませんが
尻尾が揺れてるのを見ると
まぁ…、嫌に思ってないって事ですよね。
…素直じゃない彼も、可愛いです。
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