かくれんぼ大会
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ねぇねぇ、ランバルディはツンデレなの?」
「あ"ぁ!?」
図書室の本を借りて温かい中庭で読んでいた所、ファルコがやってきた
理由は分からないけど
多分中庭は暖かいから、ここに逃げ込んできたんだと思う
天井のガラス越しから空を確認すると天気は雨だった
「あたしは別にツンデレでも良いと思うよ」
「誰がツンデレだ!」
「そのめっちゃ怒ってるのですらツンに見える」
そう本に目を向けたまま会話をする
「ツンデレじゃねぇ!」
「だって…、そんな事言われても、じゃぁツンデレじゃなくて何さ」
「普通に暮らしてるわ!」
「ランバルディの性格は俗にツンデレと言うのよ」
「…」
ファルコの低い唸り声?が聞こえる
「別に馬鹿にしてるわけじゃないってば…!
あたしはファルコみたいな性格は好きだし。ツン時はカッコいいですし」
「…」
本から目を離してファルコを見ると不機嫌そうだ…
「ファルコは男らしいよね」
「なんだ急に…」
「そんなファルコに質問して良い?」
「あぁ?なんだよ」
「ファルコはキザな事とか王子様系の行動ってやった事ある?
…あるわけないよね。」
「…答え聞く気あんのか?」
「じゃぁあるの?」
「ねぇよ、んな馬鹿馬鹿しい事出来るか」
「ふ~ん、じゃぁそういう行動が出来ないんだ」
「…あぁ?」
「出来ないんでしょ?そんな事言うんだったら出来ないんでしょ?」
「出来るわ!やらねぇだけだ!」
「えぇ~!?嘘~!?ファルコが?
片膝付いてオトメの手を取るとかやるの?」
「…てめぇにはやらねーぞ。」
「誰がやってと言った。」
再び本に目を戻す
「てめぇさっきから気に障る事言うなぁ…、俺に喧嘩売ってんのか?」
「ファルコと喧嘩してあたしが勝てると思うの…?」
「…」
「あ、そうだ」
「どうした…」
本を閉じて面倒臭そうな表情を浮かべるランバルディを見る…
「ファルコ、かくれんぼしようよ!」
「…はぁ!?」
「なんでランバルはそんなヤクザっぽいんだ…」
「餓鬼のお守りなんてしてられるか。」
「ふ~ん…」
あたしの思い通りにする為に、そのツンデレで男っぽい性格を利用する
利用ってのは申し訳無く思っておりますが、暇なので良いよね
「…もしやと思うけど、見つける自信が無いとか?」
「…はぁ?」
「そんな事言って避けるって事は、自信が無いからでしょう…?」
この言葉は効いただろうと思う
プライドがめちゃくちゃだもんね
「分かったよ!だったらやってやろうじゃねぇか!」
思った通りに挑発に乗ったファルコ
計画通り。
「でも、ただてめぇのお望み叶えてやるのはつまんね~なぁ…」
「ん?」
「そうだな…、俺が見つけたら俺のいう事聞けよ」
「…あぁ」
良くあるラブイベントですね、分かります。
「そうだね、じゃぁあたしが逃げ切ったらあたしのいう事聞いてね」
「分かった」
心の中でしてやったりとニヤつく2人だった
「あたしがルール作って良い?」
「聞くだけならしてやる」
ルールはかくれんぼの1時間制、範囲は館の一階室内だけ
捕まったら中庭で待機する
皆捕まったらファルコの勝ち、1人でも残ったらあたしの勝ち
逃げるのは全部で5人で捕まえる役の人数はファルコの自由
隠れている場所を移動してないか対策の為に
隠れてる5人にはファルコのサインの入った紙に隠れる場所を書いてそれを持って
見つかった時にその紙を見せて移動してない事を証明出来る様にする
もしも時間以内に見つからなかった時も場所移動してない事を証明出来る様に
5人は全員の隠れる場所を知る事
1人でも場所移動してたら無条件でファルコの勝ち
「これでどうですか?」
「別に良いぜ、それでその隠れる5人ってのは誰だ?」
「じゃぁちなみに、ファルコは見つける役誰にする予定?」
「隠れる奴等以外で全員だ」
「だろうね」
でもまぁ全員と言っても、皆館にいるわじゃない
雨でも出かけてる人は沢山いますし
確か現在子ども達と美女軍はショッピングモールへお出かけしている
だから残ってるのは親父組、剣士組、怪獣組、悪役組で
更に個人的なお出かけしてない人だろうな…
「じゃぁちょっと誰が残ってるか確認してくるよ」
「じゃぁ俺も見てくる」
という事で確認したところ
かなりみなさんお出かけしていた事が判明
というか多分ほぼ、ショッピングモールの荷物持ちや巻き添えだと思うけど
残っていたのは
クッパ、ルカリオ、ミュウツー、マルス、ロイ、アイク
ガノン、フォックス、ウルフ、デデデ、ゲームウォッチだけ…
「メタナイトまで行ってるとは…」
「カービィのお守りだろ」
「みんな出かけてるねぇ」
皆中庭に集めてからあたし以外の隠れる4人を考える
…まぁもう決まってますが。
「なんなのだ、我輩達を集めて」
「どうせ暇だからかくれんぼしようよ」
「馬鹿言うな、俺はそんな遊び相手しねぇぞ」
「私も暇ではないのだが」
「僕は別に良いけど、本当に暇だし」
「俺も良いぞ」
と、人それぞれ…
「今からこいつが4人指名する、その4人が隠れる奴
残りは見つける奴。」
「おいおい、勝手に決めんな」
「うるせぇ、勝てば鬼それぞれユズに1回命令権だ」
「マジか?」
「何でファルコ以外の鬼にも適用してんの
じゃぁあたしが勝ったら5人はファルコ1回命令権だからね」
「あぁ良いぜ」
「…こいつらこんな幼い事してんのか。」
なんでかわからんけど皆それぞれの思いを持って参加する事にしたようです
「あたしが隠れる人を選ぶわけですが~、まずはウォッチ」
「言うと思った」
だって彼は平面だもの
タンスの裏に隠れたらほぼ気付く事は無理だろう
こっちこっちとウォッチを手招きする
「よろしく」
「こちらこそよろしく」
「そんでミュウツーとルカリオ
この2人敵にしたら勝負にならないから」
「まぁ妥当だな」
ミュウツーとルカリオもユズ陣地に移動する
「後は誰でも良いや。じゃぁクッパ」
「適当ではないか!!」
のっそのっそとこちらにやってくるクッパ
…でも本当は、…クッパが本命なんですよ
「じゃぁ後の奴は鬼だ」
「でもファルコ、敵がミュウツーとルカリオって…
簡単に捕まえられないんじゃ…?」
「かくれんぼだから逃げないよ、見つかったら直ぐ終わり」
「移動したらどうすんだよ」
「それもちゃんと対策済みだから」
用意した5枚の紙とペンをファルコに渡す
「気が済むまでサインを書け。」
「あぁ」
「?、何してるの?」
「この紙に隠れる場所を書いて見つかった時に移動してないという証明だとよ」
ファルコからサイン入りの紙を受け取って早速5人と隠れる場所の会議…
鬼さんに聞こえない様に話し合う…
「所でファルコ、なんでこんな事が始まったんだ?」
「あぁ?あいつがやれってうるさいからだ」
「ふ~ん」
「本当は構って欲しいからじゃ…」
「うるせぇ!馬鹿言うな!」
「餓鬼かてめぇは」
「それで、一回命令権はどうするんだ?」
「どうせ「もっと遊んで~」って言うんだぞい」
「ペンギン!てめぇ殺すぞ!」
「ペンギンじゃないぞい!」
「落ち着いてよファルコ、別にその命令は止めはしないからさ」
「それ前提で言うな!」
「ものすっごいファルコ虐められてるね…」
「終わったよ~」
見ない間に内戦を起こしていた鬼さん達に近寄る
「皆隠れる所決まりましたよ」
「あたし勝てる自信あるよ」
「あぁそうかい。
皆見つけておしまいってのが目に見えてるけどな」
「ははは~、そう言ってれば良いよ
じゃぁあたし達隠れるから5分間そこで待っててよ」
「あぁ」
そうして隠れる5人組みは中庭から出て行った
「随分自信ありそうだったねユズちゃん」
「何か秘策があるんだろうな」
「それで、作戦はどうするんだ?ファルコ」
「そうだな…、逃げ場は館1階の室内だけだ
7人は3:4に別れてこの中央中庭を半分に東と西に分かれて探索しろ
西の方がごちゃごちゃしてるから4は西、俺は気が済むまで色々見たいから行き来する
ユズと亀とルカリオは直ぐ見つかるだろうからミュウツーとウォッチに注意しろ」
「ミュウツーとゲームウォッチは厄介だよね
ミュウツー透明になっちゃうし、ウォッチはまず平面だし」
「ウォッチはほっそい場所に隠れる可能性があるから
細かい所も探さないと見つからなそうだね…」
「OKだファルコ」
「細かい所も見ろよ、平面野郎がいるんだ」
「そしたら懐中電灯も必要になるね」
適当にジャンケンで別れた結果
東組がマルス、ウルフ、デデデ
西組がガノン、フォックス、ロイ、アイク
となった
「もうそろそろ5分か?」
「それじゃぁ動きますか~?」
「あぁ、ファルコの願い事の為にな」
「だから違ぇって言ってんだろうが!」
そしていよいよ鬼組みも中庭から散会した
こちらは東組…
「まったくファルコ君は面白いね」
「何処が面白いんだ、俺様も巻き込みやがって」
「それにしても此処は広いから見つけ出すのは大変そうだ」
「しかも相手が相手ぞい、ミュウツーなんて透明になったら分からないぞい?」
「そうでもねぇだろ」
『…??』
「あいつ等は紙を持ってるって言ってたな」
「そうだね」
「幾らミュウツーでも、自分の身体しか透明に出来ない筈だ」
「!!、って事はミュウツーが見えなくても紙を頼りに探せばいいんだね!」
「なるほど!頭良いぞい!」
「てめぇらがそんなに馬鹿だとは思ってなかったがな」
「でもそれはウォッチにも適応出来るから、良いアイディアだと思うよ」
「隙間に入っても紙は見つかりやすいからな」
こちらは西組…
「全く変な私事に巻き込まれてしまったな」
「でもこれで俺達が勝ったら一回命令権だ」
「僕は何にしようかな~」
「俺はこれから毎日肉料理を作ってもらうように請求する」
「そうだな、じゃぁ俺は末永くファルコと仲良くする様にお願いしよう」
「自分の為じゃなくて人の為だなんてフォックスは良い人だな」
「僕は暫く強くなる為の修行の相手になってもらおうかな」
「あんまりユズにちょっかい出すとファルコに怒られるぞ」
「そんなんじゃないよ!」
「ガノンはどうするんだ?」
「…貴様等まずは5人の捕獲の事を考えろ」
「まずは倉庫だ」
一足お先に西の大倉庫にやってきたファルコ
この倉庫はアーウィンなど大事な乗り物が置いてある所
現在はファルコンフライヤーとブルーファルコン、スターシップが無い
「ここにクッパはいなそうだな」
なんて言ってもあの巨体を隠すそうにも
ここには隠せるくらい大きいものは無い
もともと物はほとんど置いていないってのもあるが…
「じゃぁ一先ず細かい所は4人に任せるか」
そう足早にファルコは倉庫を後にした
「何時見ても凄い本の数だよね」
「まぁ図書室だし」
西エリアの図書室
この図書室には数少ない本が大好きな方々の為に、マスターが多種の本や雑誌を用意したとか
物凄い膨大な本を保管するこの部屋は物凄く広い
「俺は本を読まないからな、滅多に来ない」
「そうなのか?」
「本ってはっきりと読む人と読まない人に分かれるな」
4人は図書室内をバラバラに散策する
「でも此処って見ての通り本棚しかないね」
「本棚の裏にウォッチが居る可能性がある」
「えぇ!いちいち探さないといけないの?!」
「奴は平面だからな、かなり奥まで行ってないとも言い切れない」
「うわ~!重労働!」
「本棚動かすなんて無理じゃぁ…」
「その必要は無い」
そう掌と拳をあわせるガノン
「ど、どうした?」
「どうせマスターに依頼すれば直ぐに直してくれるだろう」
そういうとガノンは目の前の本棚を豪快に殴り壊した
殴り壊された本棚は本と共に無残に崩れていく
「そうか!壊せば良いのか!」
「これなら時間短縮できるしな!」
「じゃぁ早速捜索開始だ!」
そうある意味好き勝手に本棚をめちゃくちゃにしてく4人組だった…
1/3ページ