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キーンコーンカーンコーン
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愛李
あ、チャイム鳴っちゃった。
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雅治
ええのええの。
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半ば強引に、
雅治から連れて来られたのは屋上 -
雅治
たまにはこういうのもアリじゃろ?
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愛李
…しょうがないなあ。
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どこかご機嫌な彼は
ニコニコしながら指を絡ませてくる。 -
そしてそのまま引き寄せられ、
私は雅治の胸にすぽんと収まった。 -
雅治
良い匂いがするのう。
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愛李
シャンプーかな?この前変えたんだ。
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雅治
俺この匂い好きぜよ。
なんだか、瞼重たくなってきたナリ。 -
愛李
えー?笑
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次の授業が始まるまでの間
彼と温かい日差しを浴びながら
幸せな眠りについた。 -
Fin
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仁王雅治 × 密かな憧れ = 屋上でお昼寝
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