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まる まる まる?
北風が吹く中、彼らは愛しの彼女を待っていた。
一際冷たい風がひゅっと通り過ぎていった。
ソニックが両腕を抱えるようにして身を震わせる。
「It's too cold!」
「確かに今日は一段と冷えているようだな」
二人の吐息も真っ白になっている。
シャドウは自身の両手に息を吹きかけて温めていた。
「ちゃ~。ピカピカ、ピカチュ?」
「ん、寒さを凌ぐ方法はないかって?」
近くに暖を取れるような場所はないし、防寒具があるわけでもない。
いくつか実現出来そうな方法を考えていたソニックは指をパチンと弾いた。
「いい方法があるぜ」
「何か名案でもあるのか?」
ピカチュウを持ち上げたシャドウが彼に尋ねた。
ソニックは自信たっぷりに頷いていた。
数分後、三人が待っていたお目当ての彼女がやってきた。
だが、そこにいるはずの三人の姿は無く、代わりにボールのような物が三つ並んでいた。
左から順に青、黒、そして二回りほど小さい黄色いボール。
しかも黄色いボールはぷるぷると震えており、ギザギザの黄色い尻尾がはみ出ていた。
「えっと…ソニック?」
少々躊躇いながらも話しかけると、元気の良い返事が青いボールから返ってきた。
「よう、待ちくたびれたぜ」
「ご、ごめんね。…何してるの?」
「あまりにも寒いからこうして君を待っていた」
今度は黒いボール、シャドウから返事が来た。
その隣で黄色いボールがパンっと弾けて、ピカチュウが正体を現した。
慣れない体勢を取っていたせいか、ぐてんと伸びている。
「あら…ピカチュウまで」
今日の行き先は喫茶店に決定した。
そこに着くまでピカチュウは彼女のコートに潜り込んで、ぬくぬくと暖を取っていたそうだ。
北風が吹く中、彼らは愛しの彼女を待っていた。
一際冷たい風がひゅっと通り過ぎていった。
ソニックが両腕を抱えるようにして身を震わせる。
「It's too cold!」
「確かに今日は一段と冷えているようだな」
二人の吐息も真っ白になっている。
シャドウは自身の両手に息を吹きかけて温めていた。
「ちゃ~。ピカピカ、ピカチュ?」
「ん、寒さを凌ぐ方法はないかって?」
近くに暖を取れるような場所はないし、防寒具があるわけでもない。
いくつか実現出来そうな方法を考えていたソニックは指をパチンと弾いた。
「いい方法があるぜ」
「何か名案でもあるのか?」
ピカチュウを持ち上げたシャドウが彼に尋ねた。
ソニックは自信たっぷりに頷いていた。
数分後、三人が待っていたお目当ての彼女がやってきた。
だが、そこにいるはずの三人の姿は無く、代わりにボールのような物が三つ並んでいた。
左から順に青、黒、そして二回りほど小さい黄色いボール。
しかも黄色いボールはぷるぷると震えており、ギザギザの黄色い尻尾がはみ出ていた。
「えっと…ソニック?」
少々躊躇いながらも話しかけると、元気の良い返事が青いボールから返ってきた。
「よう、待ちくたびれたぜ」
「ご、ごめんね。…何してるの?」
「あまりにも寒いからこうして君を待っていた」
今度は黒いボール、シャドウから返事が来た。
その隣で黄色いボールがパンっと弾けて、ピカチュウが正体を現した。
慣れない体勢を取っていたせいか、ぐてんと伸びている。
「あら…ピカチュウまで」
今日の行き先は喫茶店に決定した。
そこに着くまでピカチュウは彼女のコートに潜り込んで、ぬくぬくと暖を取っていたそうだ。