#31 完璧な世界 前編
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あとがきです。
最後の槙島さんとの数ページでかけ続けていたのは、鬼束ちひろさんの”月光”と”帰り路をなくして”。
余計なお世話でしかないとは思いますが、夢主には槙島さんのある種救いになって欲しかったんです。
救いというか…繋がったり、結べたりする人に。
少なくとも、そういう気持ちにさせてくれる人になって欲しかったというか。
波打つ碧の淵を満たす光。
碧暗い水底に射す揺れる光。
それは高低の差ではなくて、本当にただ立っている場所の違い。
出会った頃の夢主が気づけば自分のすぐ傍にいた。
自分の位置が変わったのかそれとも夢主のそれが変わったのか。
どちらにせよその変化に気づいた事、その事実が彼の言う”孤独”を揺らがせて、遠ざけてくれたなら、と。
コウちゃんとのラスト1ページはやっぱり”All Alone With You”。
ただし一方通行。
お互いがお互いをこうやって想い合う事は多分誰にも無理なんです。
前にも書いたような気がしますが少なくとも、今は。
どうなっていくかは分かりませんがとりあえず、様子見で。
そして夢主。
彼女が一体現状をどう考えて、どう対処していくのか。
今はまだ管理人自身も途方に暮れているというか笑 きちんと向き合って整理していきたいと思います。
3本を予定しているLEGENDシリーズのどこかでその辺りは文章に仕上げてくつもりなので、気長にお待ちいただけたら嬉しいです。
ともあれ次回後編でいよいよREIRAのPSYCHO-PASSはひとまず終了です。
それでは今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
'15,08,15 REIRA
"Out Of Control" Nothing's Carved In Stone/"All Alone With You" EGOIST/"A Drop In The Ocean" Ron Pope/"帰り路をなくして" 鬼束ちひろ/"茨の海" 鬼束ちひろ/"月光" 鬼束ちひろ