#30 血の褒賞
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あとがきです。
人で在る事の意味。
このPSYCHO-PASSの世界で生きている人間にとってそれは確かに、すごく薄くなってしまっているような。
世界というかまず”社会”…システムがあって、次に人がいるというか。
本来なら逆なのに。
でもそれでもやっぱりそこに人はいるし、生きている。
どんなに悲観しても嫌悪しても憎悪してもそこに人が生きてるんだってこと。
それを認めて受け入れて、向き合って。
人間が社会性を持つ生き物である以上それは朱ちゃんにだってきっとやってられないくらいしんどい作業で、弾かれてしまえばそこで終わりなだけの行為。
なのにどうして頑張るんだろう。
という、純粋な疑問を多分、私は夢主という架空の娘と一緒に考えていっているのかなとふと。
このepを書いていてそんな事を思いました。
次回最終話は全後編でお送りする予定でいます。
どんな未来を、どんな気持ちで視ていくのか。
それを私自身探りながらこれから書いていきたいと思います。
それでは今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
'15,07,15 REIRA
"Out Of Control" Nothing's Carved In Stone/"All Alone With You" EGOIST/"Shake It Out" Florence+ The Marchine/"Into The Night" Santana/"桜流し" 宇多田ヒカル/"There is hope" Rasmus Kellerman