#25 裁きの門
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公安局刑事課一係所属執行官――縢秀星。
その存在の失せた場所を凝視し続けるその後頭部に、銃口を向ける。
ヴヴッと鈍い音をたてて震えたドミネーターが自分の意志とは関係なく、形を変えていくのを、見つめる。
上げた視線の先に在るそれ等を映した眼を、啓く。
軽薄な色をした髪が、常世の記憶を思い出させる。
――テメーに俺の……渾身の呪いをかけてやる……
「…佐々山、光…」
<犯罪係数――
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