#25 裁きの門
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<ロックがかけられてて使えない。ラボからじゃ解除は無理。>
「――っそ!」
舌打ちしてエレベーターのドアを蹴りつける狡噛さんを見ながら、思考を切り替える。
「階段は!?」
<敵は地上90階よぉ!?ちょっと待ってなさい…!>
朱ちゃん、狡噛さんと行って。
そう言った明るい色の瞳の中でこちらを見つめていた意志が、蘇る。
――シビュラに対してどうとか、人間性とかの問題じゃ、ないんです。
<見つけた!!ドローン運搬用に使う業務用特殊エレベーターの制御は、タワー中央とは別系統!>
貴方に貴方の”正義”があるように私にも、私の”正義”がある
私が…私だから。
<現在も稼働中!>
「ルートをナビしてくれ。」
私が、”私”だから。
”私”に出来るからじゃない。
”私”がすべき事だからじゃない。
”私”が”私”だから、やる事。
<Okay…!>
だから私は
”私”の思うように。