#12 3GUNS
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「二係の連中が駆けつけた時、現場でひどく奇妙な……――っ狡噛」
口元に拳をやった狡噛が、ややあって口を開く。
「小腹が空いたんで、途中食堂でカレーうどんの出前を頼んでおいたんだ。今届いてな。」
うどんをすする音に、『く…っ』と掠れるような声が混じる。
「なっ――止めろ狡噛!」
「ん?」
「うどんの汁が飛び散るっ」
「おい、冷静になれギノ!そんなことじゃ眼鏡の前に、お前のサイコパスが曇っちまうぞ。」
「誰のせいだと思ってる!おい佐々山!!ドミネーターでこいつをっ」
『は、はい?てか狡噛さ…口に物入れたまま喋んないで……っ』
「ああ、スマン。」
その一言に、苦しそうに咳をした佐々山がデスクに突っ伏す。
「だっ―ああっ眼鏡に、ネギがっ」
「近すぎだギノ、ちょっと離れろ!」
「ネギがっ」
『あ、もしもし縢く…?ちょ今すぐ一係来て、助けて……』
「くそ、おい佐々山!テイッシュを取ってくれテイッシュっ」
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